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紙の本
砂の街路図 (小学館文庫)
著者 佐々木譲 (著)
なぜ父は幼い息子と母を捨てて失踪し、この街で死んだのか−。死の真相を知るため、母の四十九日を終えた岩崎俊也は北海道の運河町へと旅立つ。父が隠し続けた、ぬぐいきれない恥辱と...
砂の街路図 (小学館文庫)
砂の街路図
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商品説明
なぜ父は幼い息子と母を捨てて失踪し、この街で死んだのか−。死の真相を知るため、母の四十九日を終えた岩崎俊也は北海道の運河町へと旅立つ。父が隠し続けた、ぬぐいきれない恥辱と罪悪感。噓よりも哀しい、沈黙の真相とは?〔2015年刊の加筆・改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
父が隠していた、嘘より哀しい死の真相とは
なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか――。母の四十九日を終えた岩崎俊也は、父の死の真相を求めて、両親が青春時代を過ごした北海道の運河町へと旅立つ。二十年前、父が溺死する直前まで飲んでいた酒場の店主によれば、同じ法科大学漕艇部員だった女性の密葬に参加するために滞在していたらしい。さらに、昭和44年に漕艇部で起きたある事件を機に、陽気だった父の人柄が激変したことを知る。
この街には、僕の知らない父がいた。
父が隠し続けた、ぬぐいきれない恥辱と罪悪感。
知られたくない、でも忘れられない過去がある。
果たして、父は事件に関係していたのか? 家族にさえ隠し続けていた苦悩と死の真相とは?
会心の野心作にして、まったく新しい「家族ミステリー」が誕生!! 解説は中江有里氏。
【商品解説】
目次
- 第一章 運河町ホテル 007
- 第二章 法科大学 034
- 第三章 運河町倶楽部 055
- 第四章 硝子町酒房 072
- 第五章 バイオリン弾き 099
- 第六章 郡府日日新聞 147
- 第七章 正教会前広場 164
- 第八章 幽霊船奇譚 185
- 第九章 製材所通り 211
- 第十章 舗道と靴音 243
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紙の本
幻想の街
2021/02/15 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くり坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
地図を見ながら、小樽を意識して情景が浮かんだ。その狭い町で、いろいろな事が起こり、皆、その過去にとらわれていくことが、場所は違えど、その中で堂々巡りになり、閉塞していく感が誰にでもあると思う。でも、それはあくまで自分の頭の中で描いてしまった幻想であり、それを壊して、また新たに生きていこうと思った。
紙の本
砂の街路図
2019/03/22 10:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
架空の街が詳細に描かれています。不思議な小説ですね。主人公の気持ちがわかるようなわからないような奇妙な気持ちです。父の謎解きは引き込まれましたが、幽霊船は必要なのか。架空の街は北海道にありそうですね。今の札幌ではないですね。