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紙の本
今日もあの子が机にいない 同和教育と解放教育 (河出文庫)
著者 上原善広 (著)
中学の時に出会った「解放教育」により、崩壊する家庭の苦悩から救われた著者が、その思い出を辿りつつ、70年代の「人権の季節」に隆盛を誇った「解放教育」がなぜ後退していったの...
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商品説明
中学の時に出会った「解放教育」により、崩壊する家庭の苦悩から救われた著者が、その思い出を辿りつつ、70年代の「人権の季節」に隆盛を誇った「解放教育」がなぜ後退していったのか、エポックとなった現場を訪ね考察する。〔「差別と教育と私」(文藝春秋 2014年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
上原善広
- 略歴
- 1973年、大阪府生まれ。ノンフィクション作家。大阪体育大学卒業。著書に、『日本の路地を旅する』(文藝春秋)、『私家版差別語辞典』(新潮選書)、『異形の日本人』『被差別の食卓』(新潮新書)など。
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同和教育・解放教育とは一体何だったのかを回顧した書です!
2019/01/11 09:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国でも戦後から盛んにおこなわれてきた同和教育・解放教育を回顧した書です。こうした教育は部落差別に対して行われたものですが、闘うことで平和を勝ち取るという方針のもと、自らの出自をクラスで発表する「部落民宣言」などの活動を推進してきました。本書の著者もそれがゆえに家族崩壊という危機から救われたと言います。しかし、その後、同教育が急速に衰退している中で、今一度、こうした教育が何をもたらしたのかを回顧したのがこの一冊です。同和教育・解放教育を再考する上では非常に貴重な書と言えるでしょう。