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紙の本
深海カフェ海底二万哩 4 (角川文庫)
著者 蒼月海里 (著)
サンシャイン水族館内の“深海カフェ”は、店主の深海が客の“心の海”に落とした宝物を捜し出してくれる不思議な店。深海を敵視するシータに心の宝物を抜かれてしまった倫太郎が、失...
深海カフェ海底二万哩 4 (角川文庫)
深海カフェ 海底二万哩 4
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商品説明
サンシャイン水族館内の“深海カフェ”は、店主の深海が客の“心の海”に落とした宝物を捜し出してくれる不思議な店。深海を敵視するシータに心の宝物を抜かれてしまった倫太郎が、失い物を捜して自分の“心の海”に潜ると…。【「TRC MARC」の商品解説】
高校生の来栖倫太郎が、誰にも内緒でこっそり通うようになった店「海底二万哩」。それは池袋サンシャイン水族館の中にあり、そこからは他の水族館や海に関する施設と繋がっている謎のカフェだ。魅力はあるが謎の多い店主・深海(ふかみ)は、店を訪れた客の「心の海」に潜り、失われた宝物を拾い上げるのが本当の仕事だという。倫太郎は卒業後の将来に悩んでいたが、水族館の中で遭遇したダイオウグソクムシ、センジュエビ、ユメナマコたちとのそれぞれのエピソードを経て、海洋生物にかかわる仕事を改めて意識する。迷える現代人に贈る、再生と癒やしの連作短編集、第4弾!【商品解説】
目次
- 第一話 ダイオウグソクムシのタルト
- 第二話 センジュエビのハニートースト
- 第三話 ユメナマコジュエリーゼリー
- ブレイクタイム カワウソウォーキングタイム
収録作品一覧
ダイオウグソクムシのタルト | 5−60 | |
---|---|---|
センジュエビのハニートースト | 61−115 | |
ユメナマコジュエリーゼリー | 117−170 |
著者紹介
蒼月海里
- 略歴
- 宮城県仙台市で生まれ、千葉県で育ち、元書店員。日本大学理工学部卒業。
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失われた大切なものを徐々に取り戻す話です
2019/07/05 19:04
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投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとびとの失った宝物を探しに「心の海」にもぐっていく短編連作集。はじめのころは、登場人物たちのわちゃわちゃ感についていけなかったが、3巻ぐらいから落ち着いてきて読みやすくなった。
はじめの頃は、他人の失われた心の宝物を取り戻す手伝いをしていた主人公が、徐々に自分の心の宝物を取り戻していくようになる。忘れていたもの、あえて忘れてしまったものをもう一度受け入れるには、時が必要だし、タイミングもあるから、主人公がすべてを一気に取り戻さないで、4巻分かけて少しずつ取り戻していくところが、よかった。全巻通して3.5点。
わたしは海より鉱物のほうが好きだから、同じ作者の『水晶庭園の少年たち』のほうを高評価するが、海好きのひとには、こちらのほうが楽しめるかもしれない。海のシーンも多く、アニメ化したら綺麗なんじゃないかと思った。