紙の本
初心者にとことん優しい
2019/02/20 17:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:執事のひつじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やがて一人暮らしを始める息子のために購入しました。料理に気合を入れるとは思えない子だけれど、せめてスーパーやコンビニで弁当や総菜を買うときに、栄養バランスのよい組み合わせで買ってほしい、部屋に戻って余力があれば、なにかちょっと足して栄養を強化してほしい。そのための知識や方法が書かれている本です。
料理の本を見てもコトバがよく分からない、食材を買いにスーパーに行っても、どこに売っているのか、どれを買ったらよいかも分からないというレベルの読者に対応しています。
巷の「栄養情報」への対し方も書かれているのはスバラシイ。
家庭科でも、もっとこういうことを教えてほしいです。
紙の本
著者の言う「自炊力」はとてもユニーク。
2021/06/27 17:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
「自分の食事を自分で整えられる技術」を培う書...といったらいいだろうか?いままで外食やコンビニ弁当、あるいは、誰かに食事は頼りっきりだったひとには「料理する」はハードルが高いだろうけど、本書は、そのハードルをいきなり低くする。
著者の言う「自炊力」は、「コンビニパスタx冷凍野菜」でもいいとあり。「健康に食べるために意識する」に繋がっている。なので、調理の仕方より、栄養的なアプローチのほうが多め。自炊に関する“ねばならない”という足かせを悠々とはずし、「自分で整えて食べること」を身につけられそうな一冊。
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<目次>
はじめに
第1章 作らずに「買う」ことだって自炊です
第2章 「是ならできそう、楽しそう」な自炊のの始め方
第3章 まずはレシピ本より、テレビを
第4章 「買って」「作って」「使い切る」ために
第5章 楽しく食べつつ、何が足りないかも考えよう
第6章 自炊日記~”特売”と”余りもの”活用の日々
<内容>
フードライターの本。奥さんが正規社員で、著者がフリーのライターゆえに、著者が自炊をせざろうえない。その中から生み出した技が多く載る。と言っても、最近の世の人の声も代弁。それは「レシピ」の微妙な言い回しを世間の人(あまり自炊しない人)はわからないし、材料や調味料の余りものを使いこなせないから、自炊はしない、という声をちゃんと聴いたうえで、この本が書かれていること。通常の料理本は、こうした視点に欠けている。そこがこの本の良いところだ。
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まず帯「作らずに、『買う』ことだって自炊です!」に救われる。内容も料理を不得手とする人への共感の姿勢で進めていってくれているので、ヘトバン頷きをしながら簡単に読める。今までノータッチだった冷凍野菜を活用してみようと思う。
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料理をやらない人を、たまに自炊をするレベルまで引き上げる本。
とにかく自炊のハードルを下げてくれる。
テレビ番組や動画で「量」の感覚を掴むというのは参考になった。
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作る以前に、きちんと選べる力、大事だと思います。食事は作る人が多いけど、世の中のほとんどのものを、私たちはだれかが作ったものを買って使う立場。自分にとって必要なものを見極められること、楽しんで、適度に楽をして、生活を豊かにできるスキルをつけようという筆者の考えに共感しました。
具体的に、参考にできるレシピや、小技もたくさん紹介されており、私も読みながら実践しました。
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自炊とは料理を作ることだけではなく、その前の段取りというか、買い物とか、そういった生活力というか。
なんかこう、コンセプトはいいと思ったんだが、結局栄養素の話になったり、もうちょっと内容変えてもらった方が良かった気が。
レシピ本ではありません。
結局は簡単に読み飛ばすだけで終わった。
ちなみに、読み方は「じすいちから」いいんだろうか。
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11月に一時帰国したとき、本屋で偶然に立ち読み。オビの「作らずには『買う』ことだって自炊です!」という一行で買いました。
著者の白央篤司さんはフリーライター。会社員の奥様のお弁当も作っている自炊のベテランです。炊事が全くできない私にとって、自炊のハードルをだいぶ下げてくれた1冊になりました。
安く、楽しく、美味しく自炊ができるヒントもたくさん紹介されています。
-生鮮野菜のちょい足しで、手軽で便利かつ栄養価の高い野菜の筆頭がプチトマト
-セブンイレブンの「イタリア産野菜ミックスグリル野菜」は便利
-AかBか迷っている場合は、塩分が少ない方を選ぶ
-キャベツは包丁を使わずに手でちぎる
-食材が残ったら、味噌汁の具にする。コロッケも具になる
-料理本を見るより、料理番組を見た方が良い。きつね色なんて、どんな色かわからない
著者が作る簡単なレシピも豊富で楽しい本。★★★
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料理はこれからだけど、楽しく読めました。
音や動きを学ぶため、レシピ本に最初に手を出すのではなく、料理番組の録画やそのムック本を活用すべしというのはなるほどでした。
コンビニや外食でも応用できる選び方(献立の立て方)も掲載。
○○力って言葉は数あれど、自炊力こそ多くの人に必要だと切に思いました。
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これからやりたいことの一つに料理がある。食材の知識や店情報は結構なものを持っているという自負心はある(笑)。あとは包丁さばきなどの「実践」。創作の喜びと健康のために、始めたい。
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2019年2月19日 21冊目(2-13)
本書において「自炊」の定義は、他の料理本においての「自炊」とは異なる。
○私は、朝は必ずごはんとお味噌汁。お味噌汁は多めの野菜+肉or魚で、合格点だと思うが、昼、夜になるに連れて食生活が荒れがち。
最近買ったアイラップも
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現代社会で人間が生きていくために必要なスキルの一つが「自炊力」である。それは料理の上手い下手のことじゃなくて、献立を考え、買い物をし、調理し、余った食材を管理する。これらすべてを含めた総合力が「自炊力」だ。
日常的に自宅の食事を担当するフードライターである著者が自炊のすばらしさ、楽しさ、安易さを解説する。
自炊は面倒、料理は苦手と考える人に著者が語るのは、自炊は料理ではないということだ。コンビニやスーパーで惣菜を買うのも自炊。昨日の余り物をスープや味噌汁に投入するだけでも自炊。インスタントラーメンに冷凍野菜を加えるのも自炊。
食材の買い物を楽しみ、家の中で食べたいものを食べ、時々、栄養バランスを考える。そんな日常を送ることで自炊力は向上する。
なぜ自炊力は必要なのか。自分で作るできたての料理ほど美味しいものはないからだ。
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メモタイトル:自炊力
★本書のメッセージ
料理をする前に、まずは自炊力、食生活の知識とスキルを身に着けよう。そこからゆっくり料理や食の良さに気づけるといいね
★本の概要・感想
フードライターである白央氏が、料理をする以前のスキルとして「自炊力」を提唱。一からきれいな料理を作ることを目指すよりも、健康的な食生活を送ること、そのための知識や能力があることが大事だと説く。そのため、レシピは乗っておらず、「どのように既存の加工食品をアレンジするか」とか「どうやって日々の献立を考えるか」等について記述されている。
★本の面白かった点、学びになった点
*カップ麺とか、コンビニ食品にちょっとアレンジを加えるだけでそれは「自炊」だ
*冷凍野菜は役に立つ
・ブロッコリーやほうれん草が便利
・冷凍インゲン
・セブンイレブン「イタリア産野菜 ミックスグリル」が便利なのだ
*成分表やパッケージの調理方法にはきちんと従う
・各種メーカーが何度も調整と実験を行って、考えられた料理時間や手法が載っている
・パッケージに書いている時間や表記通りに調理を行うのが、結果的に一番おいしく仕上がるはずだ
*食選び、料理選びの際は「減塩」を基本に考えること
・日本人のほとんどが塩分を取りすぎている。これは日本人の食生活が大きくかかわっている
・そのため、普段の生活から減塩を心がけて食事をとるようにすること
・コンビニなどで食品を選ぶときも、迷ったら、塩分の少ない方を選ぶようにしよう
→塩分の取りすぎは、身体全般によくない。生活習慣病、高血圧などをもたらす
*食物繊維を意識して摂ろう
・日本人の食生活では食物繊維が少なくなりがち
・玄米を食べるとか、雑穀米にするとかして、意識してに食物繊維を摂るようにしよう
*豆乳スープが朝食の定番になる
・「有賀 豆乳」で検索するべし
*こんなスープなら作れそう
・簡単なスープの作り方についてまとめた本らしい
→今度読んでみよい
*食材の買い物は難しい
・主婦は当たり前のようにやっているけれど、食材の買い物はラクなことではない
・いろいろなことを計算して、考えて、そのうえで行えることである
〇食材を問わず作りやすいメニュー
*みそ汁はとても自由なもの
→なんでも大体あう。ブロッコリーとか、サバの水煮とか
*スープも簡単
・余ったら野菜を入れて、コンソメキューブをほおりこめば完成する
・コンソメと白菜は相性が良いので、白菜が余ったらぜひスープに
〇冷凍庫の常備リスト
*油揚げ
・みそ汁の具サイズにしておいて保存
*ハム、ベーコン、ウインナーなどは安い時にまとめ買いして保存
●本のイマイチな点、気になった点
●学んだことをどうアクションに生かすか
・スープの本を買って読んでみる
・玄米に雑穀を入れてご飯を炊く
・塩分を避けるように心がける
・ゆくゆくは、ハム、ベーコン、ウインナーを冷凍しておく
・ほうれん草の冷凍を買って、冷凍しておく
・豆乳スープを作ってみる
・健康に気を使うべく、ご飯を買っていくようにする
★そもそも読んだきっかけ
・読書猿さんが、Twitterで質問箱に答える形でオススメしていたため
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自分の中で健康の機運が高まっているってこともあるけど、さっと読めて具体的に行動を変えようと思えるところもある、良い本だった。
「バランス(主食/主菜/副菜、赤黄緑などの切り口)を考えて買えば、出来合いの組み合わせでも自炊といえる」という考え方は、幅を広げてもらえた感覚になった。
もっと具体的なところでいうと、
・冷凍野菜のちょい足し
・スープ、味噌汁は作りやすい(コンソメならマカロニとか入れて食事にしちゃうのもあり)
・インスタントに追い野菜して自炊
・インプットとして「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」を録画する
・キウイは優秀
あたりは行動レベルで変えられそう。
健康になりてぇ〜〜〜〜〜〜
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内容に興味持ち購入。
まさに「こういうことも自炊なんだ!」と思えるネタが多く、良い意味でハードルを下げてくれる一冊じゃないかと思う。
これを読んでいて、思えば残った野菜を味噌汁に入れるとかって、ボーイスカウトでやってたな…と思いだした。 料理するだけでなく、工夫も学んでいたとは!とこの本は思い出させてくれたんだな。