「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
いやしい鳥 (河出文庫)
著者 藤野可織 (著)
【文學界新人賞(第103回)】現実と非現実がシームレスに語られて、いつしか読み手は「まさか」の世界へ。鳥に変身した男をめぐる惨劇を描いた表題作、愛と暴力が奇妙に同居する「...
いやしい鳥 (河出文庫)
いやしい鳥
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【文學界新人賞(第103回)】現実と非現実がシームレスに語られて、いつしか読み手は「まさか」の世界へ。鳥に変身した男をめぐる惨劇を描いた表題作、愛と暴力が奇妙に同居する「胡蝶蘭」など、恐怖と不安と笑いがせめぎあう異色の幻想小説全3作を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
鳥に変身する男をめぐる惨劇、恐竜のトラウマ、バイオレントな胡蝶蘭……グロテスクで愛と奇想に満ちた、芥川賞作家デビュー作!【本の内容】
収録作品一覧
いやしい鳥 | 7−78 | |
---|---|---|
溶けない | 79−147 | |
胡蝶蘭 | 149−163 |
著者紹介
藤野可織
- 略歴
- 1980年、京都府生まれ。2006年、「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞。13年『爪と目』で第149回芥川龍之介賞。著書『おはなしして子ちゃん』ほか多数。近刊に『ピエタとトランジ<完全版>』。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
芥川賞作家、藤野可織氏のデビュー作にして傑作の一冊です!
2020/06/07 11:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『爪と目』で芥川龍之介賞を受賞された藤野可織氏の作品です。実は、草書は、藤野氏のデビュー作でもあり、文學界新人賞に輝いた傑作です。同書は、大学で非常勤講師をしている高木という男と、その隣に住んでいる主婦の内田、そして高木を訪ねてくる恋人らしい女性の武藤という三人の視点からある事件に纏わる事柄が綴られていくというミステリー仕掛けな構造になった物語です。グロテスクで、残酷で、おかしな愛と奇想に満ちた、ちょっと変わった物語です。ぜひ、一度、読んでみてください。
紙の本
難解鳥
2022/10/29 01:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は難しかった。
前に読んだ「ドレス」は
人間の営みのどの部分をモチーフにしているかがわかりやすかったけれど、
この作品はどこかというより、
人間の営みそのものをモチーフにしたようなイメージ。
物語としては概念のような話なのに
生々しい描写はさすが。
表題作のほかに、「溶けない」「胡蝶蘭」収録。