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紙の本
赤毛のアンナ (徳間文庫)
著者 真保裕一 (著)
母を亡くし、施設に引き取られた安那は、持ち前の明るさで仲間たちを盛り上げていく。15年後、彼女が男を刺して逮捕されたとのニュースが舞いこむ。仲間たちは彼女を助けるため奔走...
赤毛のアンナ (徳間文庫)
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商品説明
母を亡くし、施設に引き取られた安那は、持ち前の明るさで仲間たちを盛り上げていく。15年後、彼女が男を刺して逮捕されたとのニュースが舞いこむ。仲間たちは彼女を助けるため奔走するが…。巧手が描く青春サスペンス。【「TRC MARC」の商品解説】
事故で母親を亡くし、児童福祉施設に引き取られた志場崎安那は、赤毛のアンに憧れ、境遇に負けることなく施設の仲間たちと明るく生きていた。そんな彼女に励まされ大人になった仲間たちに、アンナが傷害事件を起こし逮捕されたという報せが届く。他人の幸せを願い、自分も幸せになりたいと思っていたアンナがなぜ? 久しぶりに集まった仲間たちは、彼女を助けるため奔走する。アンナの秘められた過去とは? 巧手が描くサスペンス。【解説:中江有里】【商品解説】
自らを赤毛のアンに投影する健気な少女。長じて、なぜ傷害事件を起こしたのか? 旧友たちの思いは……。胸打つ長篇サスペンス。【本の内容】
自らを赤毛のアンに投影する健気な少女。長じて、なぜ傷害事件を起こしたのか? 旧友たちの思いは……。胸打つ長篇サスペンス。【本の内容】
著者紹介
真保裕一
- 略歴
- 1961年東京都生まれ。91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞。95年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞。
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紙の本
ほんとうのアンナを見ていたのか
2019/08/13 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「赤毛のアン」を愛読するアンナは、かわいそうな子。
けれど、明るくて優しくて思いやりがあって賢い子。
そんなアンナが人を刺した?
噂の的にされたアンナの姿が真実なのか。
親しい周囲の眼に映ったアンナがほんとうなのか?
物語の視点はアンナの周りにいた人々の間で移動していく。
施設の職員、施設の友だち、高校の友だち、つきあった男性。
でもその人々もほんとうのアンナを見ていたのか、もどかしい。
アンナは何を隠しているのか。
証言者を次々に探し出して、アンナの実像に迫る手法は、良質のミステリー。
単なる謎解きじゃなくて、人間の美質にまでたどりつく。
いま映像化するんやったら、アンナ役は松岡茉優やな。
高校生時代ぐらいからやれるでしょ。
紙の本
赤毛のアンナ
2022/05/14 17:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤毛のアンに憧れ、彼女のように空想豊かに、明るく生きようとするアンナ。
周囲への気遣い、過剰なまでの明るさ、一生懸命さが、時には疎まれたり、誤解を招いたりする。彼女は悪くないのに、出自や、悪意のある噂によって、理不尽に幸せが逃げてしまう。なんだか、つらい話だった。
でも、何かあった時に駆けつけてくれる友は、本当にありがたい。どれ程会っていなくても、友は友。それをつくづく感じた。