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紙の本
吾輩はライ麦畑の青い鳥 名作うしろ読み (中公文庫)
著者 斎藤美奈子 (著)
名作の“急所”はラストにあり。「吾輩は猫である」「鬼平犯科帳」から「ライ麦畑でつかまえて」「白雪姫」まで、さまざまなジャンルの名作137冊をラストの一文から読み解く文学案...
吾輩はライ麦畑の青い鳥 名作うしろ読み (中公文庫)
吾輩はライ麦畑の青い鳥 名作うしろ読み<『名作うしろ読みプレミアム』を改題>
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商品説明
名作の“急所”はラストにあり。「吾輩は猫である」「鬼平犯科帳」から「ライ麦畑でつかまえて」「白雪姫」まで、さまざまなジャンルの名作137冊をラストの一文から読み解く文学案内。〔「名作うしろ読みプレミアム」(2016年刊)の改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
漱石の『吾輩は猫である』や、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の驚愕のラストを知っていますか? 時代を越えて愛されながら、意外と知られていない名作のエンディング。世界の文学一三七冊をタイプ別に分析し、お尻の一文から、文豪たちのセンスや生き方を鋭く批評する。斎藤美奈子流・切れ味抜群のブックガイド!
「極楽ももう午に近くなったのでございましょう。」
「……ったく、……この、未熟者めが!」
「自由というのは、もはや、不自由の反対語ではないのです。」
楽しくてタメになる文学案内シリーズ最終巻。『名作うしろ読みプレミアム』を改題。【商品解説】
著者紹介
斎藤美奈子
- 略歴
- 一九五六年新潟県生まれ。児童書等の編集者を経て、九四年に文芸評論『妊娠小説』でデビュー。以後、各紙誌で文芸評論や書評を執筆。二〇〇二年『文章読本さん江』で、第一回小林秀雄賞受賞。他に『文壇アイドル論』『誤読日記』『本の本 書評集1994-2007』『たまには、時事ネタ』『ふたたび、時事ネタ』『月夜にランタン』『ニッポン沈没』『名作うしろ読み プレミアム』など著書多数。
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文芸評論家の斎藤美奈子氏の文学を後ろから読む面白いガイドブックです!
2020/07/31 08:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『文章読本さん江』や『文壇アイドル論』、『戦下のレシピ - 太平洋戦争下の食を知る』、『趣味は読書。』などの作品で知られる文芸評論家の斎藤美奈子氏の作品です。同書で著者は、「名作の急所はラストにあり」と主張されています。どういうことかと言うと、「へそをなでています」や「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。難有い難有い」など、意外と知らない唐突で納得できないこともない終わりの一文をもった作品が結構多いということです。そこで、同書は、『西遊記』から『吾輩は猫である』、さらに『ライ麦畑でつかまえて』まで、世界の名著137冊を後ろから味わうという型破りな文学の楽しみ方を教えてくれる一冊となっています。この方法を一度、試すと病みつきになるかもしれません!