- 販売開始日: 2019/07/11
- 出版社: 岩波書店
- ISBN:978-4-00-431762-3
世界史の実験
著者 柄谷行人
大勢の死者が出た東北大震災の後,著者は柳田国男が戦争末期に書いた『先祖の話』を読み返す.外地で戦死した若者たちの霊を思う柳田にとって「神国日本」とは,世界人類史の痕跡を留...
世界史の実験
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商品説明
大勢の死者が出た東北大震災の後,著者は柳田国男が戦争末期に書いた『先祖の話』を読み返す.外地で戦死した若者たちの霊を思う柳田にとって「神国日本」とは,世界人類史の痕跡を留める「歴史の実験」場だった.柳田の思考の「方法」を見極め,ジャレド・ダイアモンド,エマニュエル・トッドらを援用した卓抜な世界史次元での「文学」と「日本」批評.
目次
- 第一部 実験の史学をめぐって
- 第二部 山人から見る世界史
- あとがき
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柳田国男論ふたたび
2024/02/29 22:33
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、主に柳田国男に関する評論です。柄谷行人はよく柳田国男を俎上に載せるが、既視感がない。読むたびに新たな視点が付け加えられるので、どれも興味深く読めるのだ。でもまだまだ先がありそうである。