うちのレシピ

投稿元：

レビューを見る

街中の小さなレストランのひとり娘・真衣と、
料理人として働く青年・啓太の結婚。
背負う過去も、抱く未来も違う、ふたつの
家族を繋げるのは…。

投稿元：

レビューを見る

啓太は街中の小さな洋食屋でコックをしている。料理長の父親、そしてウェイトレスの母親と娘、三人で切り盛りしていた店だ。その娘の真衣と啓太は結婚を予定していて、今日は職場であるその店で両家顔合わせの食事会だった。しかし、待てど暮らせど啓太の母は現れず、食事会は最悪の空気で終わってしまった。

ふたつの家族のそれぞれの視点で紡がれる家族と食べ物の話。優しいだけじゃない、家族ならではのすれ違いを描いた連作短編集。何かを解決するための美味しい料理が出てくるお料理系小説ではない。ただ家族の記憶として必然性をもってお料理がそこにあるっていうのがとても良かった。まあ正直に言えば１番の感想は美味しそう、なんだけど（結局）。身近にバリキャリ女性が存在しないので、どうしても美奈子さんに共感出来ないっていうか雪生さんが出来すぎてて違和感を覚えてしまったけど、良い家族なんだろうなとは思う。なので真衣側の家族の話がとても良かった。

投稿元：

レビューを見る

料理苦手の私ですら料理が思わず楽しみになる。
あ、↑だと語弊があるなぁ。
もちろん男性が積極的に参画しているわけで、2人で家庭を作っていくという感じ。
お腹も心も満たされる本です。

投稿元：

レビューを見る

キャリアウーマンの母親と、料理の得意な父親に育てられた啓太は、料理人になりたくて、洋食店に弟子入りする。口数が少ない職人肌のコックの父、箱入り娘だった母親の娘、真衣。二人の結婚に関して、まるで環境の違う二つの家族が、新しい家族になるまで。
家庭のレシピを通して、それぞれの家族の姿が浮かび上がってくる・・・。
家族の中心に、「食べる」があるのは幸せなことなんだな。

投稿元：

レビューを見る

1つのレストランを舞台にした2つの家族の物語。
こういう家族愛に満ちた作品とても好きです。
フランス家庭料理を出すレストランで助手として働く啓太。そのレストランの看板娘の真衣。その2人の家族が親子で反発しながらもお互いの愛情に気付くストーリーが集まった短編集。
日曜日の午後に読むには最高の一冊でした！

投稿元：

レビューを見る

図書館より。

さらっと読了。ふたつの家族の人となりがわかる短編。最後はあっさりと、読んでしまった。仕事人間の気持ちがわかる分、家族の理解力に驚いた。うちには無理だ(笑)

投稿元：

レビューを見る

最近食べ物のお話ばっかり読んでる気がする……
いろんな人の視点で、年代も行ったり来たりしながら、描かれている。
最初の話と、最後の話が、それぞれ同じエピソードを啓太目線、真衣目線なのがよかった。

投稿元：

レビューを見る

全体的には、私にはあまり合わない感じだったが、ところどころ心に残った。

好きな人ができただけでおめでとう。心配する親もいるし、喜ぶ親もいる。
やりたいように、やったらいい。私はあなたを信じてる。
あたしのうちは、あたしたちのうちは、とてもおいしそうな匂いがする。

投稿元：

レビューを見る

料理人に関わる人には悪人はいないのか？
今回の話もそれぞれ悩みを抱えつつ、
ほのぼのとした温かみが溢れている。

よくありそうな話だけど、
よくありそうだから安心して読める。

投稿元：

レビューを見る

フレンチレストランを通して
知り合い、結婚する男女と
その両親、子供の物語。
各章でそれぞれの立場から書かれ
徐々にフラグを回収してしていく形。
主人公の啓太が良い人すぎー

投稿元：

レビューを見る

短編連作。レストラン。家族。結婚。仕事。自立。

レストランの3人家族→結婚←3人家族。
時間がいろいろで短編が繋がっている。
家族の悩み、仕事の悩み、自立の悩み。

投稿元：

レビューを見る

食べ物に纏わる短編集。
主人公は夫婦になろうとしている真衣と啓太、その両親たち。
夫婦になる前、母親父親になってから、と時系列もいったりきたり。両親たちも結婚前の話が出て来たりして、登場人物の歴史を少し覗けて楽しかったです＾＾
次はどの視点から語られるかなーってワクワク楽しませてもらいました♪

最後のハンバーグの話、親心が感じられて涙。。
どの話も心があたたまるステキなストーリーばかりでした＾＾

投稿元：

レビューを見る

おいしいお話はいいですねえ
やさしいお話もいいですねえ
抵抗なく楽しみました
レストランを軸に温かい人間模様
おうちの「ごはん」
大切にしなくっちゃ

≪　あったかい　しあわせの素　うちごはん　≫