はないちもんめ 冬の人魚
著者 有馬美季子
年が明けて文政六年、北紺屋町の料理屋“はないちもんめ”で「怪談噺の会」が催された。爽やかな二枚目で弁も立つ戯作者による季節外れの人魚の怪談は、店の大女将お紋、美人女将お市...
はないちもんめ 冬の人魚
商品説明
年が明けて文政六年、北紺屋町の料理屋“はないちもんめ”で「怪談噺の会」が催された。爽やかな二枚目で弁も立つ戯作者による季節外れの人魚の怪談は、店の大女将お紋、美人女将お市、見習い娘お花が供する温かな料理の甲斐もあって盛況のうちに終わる。しかし数日後、両国で揚がった心中と思しき男女の水死体には右腕がなく、件の怪談を彷彿させた……。 女三代がかしましく事件を解決するシリーズ第三弾!
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意外な展開
2021/12/20 10:12
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
北紺屋町の料理屋「はないちもんめ」で怪談の噺会が行われた。その怪談の噺で題材として人魚を扱ったものもあり、会は盛況のうちに終わった。数日後、男女の心中の死体が上がる。その死体は腕を切り取られおり、怪談噺の人魚の思わせれるものであった。同心の小暮は死体の身元確認から始めるが、行きつく先には怪しげな団体が浮かび上がる。お花と店のお客のお蘭、お陽の3人でその団体に乗り込む。そしてその団体の教祖の周辺を調べ始めると過去の事件にぶつかる・・・・・。
女将たちの活躍は相変わらず面白いですね。それぞれ役割分担がきっちりなされてわかりやすいので読んでいても苦になりません。小暮、桂のキャラクターも面白いので、何度読み直しても飽きませんね。次作も楽しみにしたいと思います。