花降るふたり【電子限定おまけ付き】

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投稿者：S　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなかハードな過去やトラウマ・傷がある登場人物の心情を繊細に描写している、ここのつさん王道パターンといった作品。絵が透明感があって丁寧、裸体も過度にエロいわけではなく美しさが前面に出ている。勇気を出して一歩踏み出した先に未来が拓かれるという希望を感じさせる。

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投稿者：豆乳ミルクティー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

しっとりしていて好きなお話。
同期のサラリーマン。かつて文壇デビューしたもののそれを隠して生きてきた水上と、そのデビュー作に救われてから大ファンの加久田。過去の秘密を教える条件に体を要求するやり方はよろしくないが、ずっと薄墨の靄の中にいるような水上が加久田の純粋さ、優しさに救われていくのが良かった。お兄さんと話ができてよかったね。

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投稿者：みずき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

心の奥底に澱のように居座っていつまでもなくならない、そんな想い。その澱を、花弁のようなふわりと優しく儚く、でも、芯のある強い手で掻き出してくれた。澱は澄み切らないかもしれないけれど、いつまでも降りやまない花弁と混ざって、新しい景色になる。
その光景に涙が出ました。

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投稿者：バタコさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

絵が上手で大好きです。眼差しがなんとも色っぽいですね。暗くなりがちなテーマですが桜の花びらをストーリーにとりこんで暗くならないように綺麗に仕上げてる感じがしました。この先生のエロシーンはけっこうエロいのにグロくなく、むしろ美しい。今後の作品に期待大です☆

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投稿者：はいね　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

デビュー作面白いなぁと思ってたけど、こちらはシットリ。
兄弟共に「自分だけ持っていない」と思っていたのだろう・・・
たぶん皆が多かれ少なかれ他人や世間と比べて思うものだろうし
いくら周りに言われても自分が納得しないとどうしようもない気持ちなのだろうけどね。
絵もお話も綺麗で面白い作家さま。２冊目も積んでるから楽しみ♪

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投稿者：sice556　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

雰囲気の作風

一冊の小説を媒介に、
学生時代からの想いを抱えている二人のお話

ハッピーエンド後に、お兄さんに会いに行くエピソードも読みたいです

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投稿者：み～さん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が容姿も頭も優秀であるがゆえなのかひねくれたところがあり過去を後悔し拗らせてますが、同期の彼と出会ったことで過去と向き合い本当の意味で幸せになれてよかったです。主人公もお相手のまっすぐな同期の彼も小説家のお兄さんも人の気持ちを慮れる優しいひとたちで読後感はあったかい気持ちになれます。そして主人公がなんだかんだ言いつつ同期の彼にベタ惚れなのもよかった！題名と表紙に描かれている桜の花が上手く使われていてすごく印象に残りました。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

確かに美しいのですが、自分の好みではなかったです。むしろ、自分としてはこのストーリーにひかれました。高校生で、賞を取ってデビューしたのに、盗作……。そして、出会い……。心の動きと桜がうまくマッチ……