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紙の本
階段途中の少女たち (スターツ出版文庫)
著者 八谷紬 (著)
何事も白黒つけたくない−。自分の想いを人に伝えられない遠矢絹は、ある日屋上へ続く階段の途中で日向萌夏と出会う。「私はとある物語の主人公なんだ」−堂々と告げる萌夏の存在は謎...
階段途中の少女たち (スターツ出版文庫)
階段途中の少女たち
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商品説明
何事も白黒つけたくない−。自分の想いを人に伝えられない遠矢絹は、ある日屋上へ続く階段の途中で日向萌夏と出会う。「私はとある物語の主人公なんだ」−堂々と告げる萌夏の存在は謎に満ちていて…。【「TRC MARC」の商品解説】
何事も白黒つけたくない。自己主張して、周囲とギクシャクするのが嫌だから――。高2の遠矢絹は、自分の想いを人に伝えられずにいた。本が好きなことも、物語をつくることへの憧れも、ある過去のトラウマから誰にも言えない絹。そんなある日、屋上へと続く階段の途中で、絹は日向萌夏と出会う。「私はとある物語の主人公なんだ」――堂々と告げる萌夏の存在は謎に満ちていて…。だが、その予想外の正体を知った時、絹の運命は変わり始める。衝撃のラストに、きっとあなたは涙する!【商品解説】
収録作品一覧
灰色のテンション | 9−60 | |
---|---|---|
灰色の温度 | 61−122 | |
灰色のアイデンティティ | 123−182 |
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紙の本
本好きなら共感できる爽やかストーリー
2019/06/02 11:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の雰囲気、主人公の絹と萌夏との会話から、どことなく百合っぽく感じて敬遠する人もいるかもしれませんが、とても話が爽やかで「本が好き」という人にとって、かなり共感できたりする作品だと思います。
(だからといって、百合っぽい物語が好きな人が楽しめないという作品でもないです)
好きなことを否定しない。
自分に素直になる。
いつかなんてない。
会話の中に散りばめられた言葉は、10代の心に素直に響くのではないでしょうか。
この手の小説にありがちな「カッコいい男の子と仲良くなる」という王道パターンではなく、あまり人気のない男の子に惹かれていく描写もリアルで、そして絹という女の子の性格を表しているように思います(恋愛っぽく描かず、その後の展開も読者にゆだねるところもよかったです)。
「みんな違ってみんな同じ」のライトノベル、実際にあるのかな? ちょっと読んでみたくなりました。
大事件は起きないけれど、読む手が止まらなくなる青春ストーリーです。