大阪 ──都市の記憶を掘り起こす
著者 加藤政洋
キタとミナミの違いとは何か? 梅田の巨大地下街はどのように形成されたのか? 2025年万博予定地「夢洲」の暗い過去とは? 梅田、船場、アメリカ村、飛田新地、釡ケ崎、新世界...
大阪 ──都市の記憶を掘り起こす
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商品説明
キタとミナミの違いとは何か? 梅田の巨大地下街はどのように形成されたのか? 2025年万博予定地「夢洲」の暗い過去とは? 梅田、船場、アメリカ村、飛田新地、釡ケ崎、新世界、法善寺横丁、ユニバ、夢洲……気鋭の地理学者が街々を歩き、織田作之助らの著作を読み、この大都市の忘れられた物語を掘り起こす。大阪とはどんな街なのか? これを読めば、見える景色はがらりと変わる。
目次
- 序章 路地と横丁の都市空間●第1章 大阪《南/北》考●第2章 ラビリンスの地下街●第3章 商都のトポロジー●第4章 葦の地方へ●第5章 ミナミの深層空間 ── 見えない系をたどる●第6章 大阪1990 ── 未来都市の30年●終章 界隈の解体
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『大阪のスラムと盛り場』の著者による17年ぶりの大阪本。今回は《ミナミ》一辺倒の前著から飛び出して《キタ》などについても言及されています。
2019/04/09 16:28
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人文地理学者と一緒に、まちあるきしませんか?「場所」「空間」「文学」で街を深堀りする1冊。実際に街を歩き続け、文学に親しむ著者だからこそ描ける文章の面白さも魅力です。街が好きな方はもちろん、大阪を描いた文学作品もたくさん出てきます。織田作之助、小野十三郎、そして寺嶋珠雄など。写真も沢山。
大阪 へーっと思う
2022/03/12 21:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪生まれの私には、「へー」という真新しいことが多い。
知らないことがたくさんあるのだと気づかされます。
昔、仕事場の後輩が大阪を捨てた人間だということを言われたのを思い出します。
決して大阪を忘れたりは出来ません。大学まで大阪に住んでいましたが、職を持つにいたって、関東に住むことになった。生まれ故郷にまだまだ未練があります。
北よりも南の方がなじみ深いところです。「へー」と思う場所が出てきます。
読んで大阪の底辺などが、わかりました。