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紙の本
フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫)
著者 稲垣美晴 (著)
「ニーン、ニーン」という相槌が、猫の言葉に聞こえるフィンランド語。それが、夏至祭の頃には、鶏の声に聞こえ、古文を読むと、恐竜の声に思える。どうなってるの、フィンランドって...
フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫)
フィンランド語は猫の言葉
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商品説明
「ニーン、ニーン」という相槌が、猫の言葉に聞こえるフィンランド語。それが、夏至祭の頃には、鶏の声に聞こえ、古文を読むと、恐竜の声に思える。どうなってるの、フィンランドって!? 抱腹絶倒のフィンランド留学体験記。〔新装版 猫の言葉社 2008年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
森と湖の美しき国フィンランド。
芸大生ミハルが「渡芬(トフン)」したのはフィン語の本も辞書もない70年代末。相槌の「ニーン、ニーン」は猫の言葉に聞こえるし、夏至祭は「ココ、コッコ」と鶏言葉が蔓延、古文は恐竜言葉さながら謎だらけ。
ハードでシュールな語学漬けの日々に天性のユーモアと想像力をフル活用。個性溢れる仲間と極寒の冬も混浴サウナもどうにか乗り切った、抱腹絶倒のロングセラー留学体験エッセイ!
解説・黒田龍之助【商品解説】
著者紹介
稲垣美晴
- 略歴
- 1952年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。ヘルシンキ大学でフィンランド語を修得。帰国後、フィンランド文化を紹介。東海大学文学部北欧学科非常勤講師を経て、現在(株)猫の言葉社代表取締役社長。著書に『サンタクロースの秘密』『注文の多い翻訳家』等、訳書にマウリ・クンナス『サンタクロースと小人たち』『わすれられないクリスマス』『フィンランドの小人たち トントゥ』、ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム『地平線のかなたまで』『いつまでも大切なもの』他多数。
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フィンランド留学体験記
2020/03/29 16:05
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Totto - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィンランド語の入門書ではなく、著者のフィンランド留学体験記です。
中学生の頃、図書室で見つけたのがきっかけではじめて読み、最近になって購入して再読しました。
ハートフルなエッセイなので、楽しく読むことができると思います。
紙の本
行って見たいなヘルシンキ
2019/07/19 23:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名なエッセイ集らしいが、全く知らなかった。店頭で見かけ、題名に惹かれて読了。面白い。50年近く前のエッセイだが、世代が近いせいかとても共感する。ヘルシンキも今はもう少し都会なんだろうけど。行って見たい国だよな。何度も再刊されているのも納得。語学の世界にも面白い人が多いな。
電子書籍
高校時代のあこがれ
2019/07/14 23:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
想像でしかなかったフィンランド。そんな遠い外国での留学生活。とてもワクワクしながら読んだのを覚えています。できるなら一度行ってみたい。大人の今なら叶う夢です。
紙の本
外国語を学ぶとは?
2019/05/10 15:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tolk - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィンランド語の辞書もない1970年代にフィンランドに留学した著者の留学記。
外大生をしていた遠い昔、課題図書で猫の言葉社より刊行された物を読んでいたので、懐かしく思い、購入しました。
内容は今読んでも全く古く感じません。
フィンランド語でわからない言葉があっても、すぐに日本語で意味がわかるような本や辞書がないので、理解するまでに今では考えられない苦労があった。でも、それを乗り越えたからこそ得られる喜び。それは、グーグル翻訳が蔓延してしまった現在ではほとんど得られなくなったものかもしれません。
私が特に気に入ったのは、190ページのスネルマンの標語「我々はもはやスウェーデン人ではない。さりとてロシア人にはなりたくない。かくて我々はフィンランド人であろうぞ」。これは、フィンランドのヨーロッパでの立ち位置を的確に表現していると思う。
また、192ページの「言葉はパスポートを持たないで簡単にへ行くことができるらしい。」。