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紙の本
バブル 日本迷走の原点 1980−1989 (新潮文庫)
著者 永野健二 (著)
1980年代後半、株価と地価が急上昇し日本全体が浮かれていた。政官民一体で繰り広げられた狂乱の時代とはなんだったのか。現場を見続けた「伝説の記者」が、「失われた20年」と...
バブル 日本迷走の原点 1980−1989 (新潮文庫)
バブル―日本迷走の原点―(新潮文庫)
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商品説明
1980年代後半、株価と地価が急上昇し日本全体が浮かれていた。政官民一体で繰り広げられた狂乱の時代とはなんだったのか。現場を見続けた「伝説の記者」が、「失われた20年」と呼ばれるデフレを招いた原因を捉える。【「TRC MARC」の商品解説】
「危ないな」。空前の金融緩和策を柱にした「株価がすべてを解決する」経済政策「アベノミクス」に、40年間経済記者として市場経済を見続けてきた著者は警鐘を鳴らす。「市場は(長期的には)コントロール出来ない」からだ。その前例こそ、1980年代後半から90年代初頭に日本が経験したバブル経済である。金融自由化・グローバル化の中、プラザ合意による円高と大蔵省・日銀主導の低金利政策のもとで、地価と株価が急上昇し、日本全体は陶酔的熱狂に浸った。住銀、興銀、野村、山一などの銀行や証券会社と大蔵・日銀、政治家が踊り、「バブルの紳士」が暗躍したあと、大きなオマケが残った。健全な市場経済の仕組みが機能せず、モノの価格が下がりすぎてしまうデフレという病。そんな後遺症に至る「狂乱の時代」とはなんだったのか? 「伝説の記者」が日本資本主義のあり方にまで議論を掘り下げ、「失われた20年」の遠因を捉える〈バブル〉正史。【商品解説】
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紙の本
バブル経済の振り返りからの理解
2019/07/16 13:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和から平成にかけて起こったバブル経済時の社会・経済情勢について具体的にかかれていて、将来におこるであろうバブルを先取り理解できる良書
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バブル
2021/09/28 09:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:渡り鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1980年代後半のバブルを三光汽船のジャパンライン株買い占めぐらいから遠因として色々と分析。イトマン事件、尾上縫事件、山一證券倒産等のバブルの著名な事件が目白押し。この本のキーワードは『ユーフォリア(熱狂)』。
例えば、NTT株上場のユーフォリア。上場の際、企業価値からの計算では1株50万円ぐらいのところが結局、売り出し価格が、119.7万円。3ケ月後には318万円をつける。まさにユーフォリア。318万円がどう言うレベルかと言うとPERが300倍以上と言うトンデモナイ株価に。株価を一株当たりの利益で割った『PER(株価収益率)』は、通常15倍程度であり、それ以下ならお買い得、それ以上なら割高と言うのが一般的。勿論、伸び盛りの将来性のあるイキのいい会社のPERが20倍や30倍と言うのがあるが、300倍は、だれがどう考えても異常。こう言う時代がバブルか。