愛国という名の亡国
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差別の向こうに戦争が見える
2019/11/21 13:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
レイシストの行状を告発し、それを断罪する本、
と単純に言ってしまってもいいものか。
おぞましい言動の人物にインタビューしても、
相手の人間性を引き出してしまうこの著者。
差別や不正義は憎むが、人間には温かいまなざしを向けるようだ。
右翼、ヘイトスピーカー、沖縄差別、生保バッシングなどなど、
「愛国」という言葉に親和性を持つ「正義派」の人びとが、
この社会を住みにくくし、壊していく様を描く。
著者はあとがきで言う。
「私が差別を憎むのは、……差別の向こう側に、戦争と殺戮が見えるからだ。」
うそ寒い現代日本社会を振り返るために、必読の書。
「奴ら」は、絶対読まないだろうけど。