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紙の本
経済学 下巻 (角川ソフィア文庫)
著者 宇野弘蔵 (著),大島清 (著),玉野井芳郎 (著),大内力 (著)
日本の代表的マルクス経済学者であり、原理論・段階論・現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築した宇野弘蔵。宇野学派の研究者と共に、原理論・段階論・現状分析のすべてについ...
経済学 下巻 (角川ソフィア文庫)
経済学 下巻
05/09まで通常1,056円
税込 528 円 4pt紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:2,112円(19pt)
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商品説明
日本の代表的マルクス経済学者であり、原理論・段階論・現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築した宇野弘蔵。宇野学派の研究者と共に、原理論・段階論・現状分析のすべてについて体系的に編集した経済学の入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
「宇野は、マルクス経済学とマルクス主義経済学を区別した。マルクス主義経済学は、資本主義から社会主義への転換は必然であるとする、唯物史観というイデオロギーによって革命に資する経済学を構築する試みだ。これに対してマルクス経済学は、アダム・スミス、デービッド・リカードら、古典派経済学を批判的に継承したカール・マルクスが、『資本論』で展開した理論を基礎にして資本主義の内在的論理をとらえる体系知(Wissenschaft、科学)である、というのが宇野の主張だ。」
――佐藤優氏(解説より)
我々を取り巻く資本主義社会。経済学はその構造を解明するべく発展してきた。
経済学の基礎だけでなく、、資本主義の理解には必須の宇野理論をも学べる不朽の入門書。
下巻では、上巻で解説された原理論、段階論と経済学説史を踏まえ、
マルクスの経済学の解説から入り、現状分析となる日本経済論が展開される。
※本書は1956年3月(上巻)、4月(下巻)に角川全書から刊行された作品を復刊し、図表を再作成し、解説を加えたものです。
下巻の底本には1965年の第13版を使用しました。【商品解説】
目次
- 第一部は宇野弘蔵と大島清、第二部は玉野井芳郎、第三部は大内力が担当し、全体を宇野弘蔵が調整している。
- 【上巻】
- はしがき
- 序論
- 第一部 資本主義の発達と構造
- 第一章 封建社会とその崩壊
- 第二章 資本主義の発生
著者紹介
宇野弘蔵
- 略歴
- 1897年、岡山県に生まれる。1921年、東京帝国大学経済学部卒業。ドイツ留学を経て、東北帝国大学助教授に着任。その後、東京帝国大学教授、法政大学教授などを歴任し、1977年、死去。経済学博士。マルクス主義経済学を専門とし、その独創的な資本論読解により宇野学派と呼ばれる学派を形成した。
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宇野弘蔵氏によって著された経済学がよくわかる入門書です。
2020/04/28 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国におけるマルクス経済学の研究者であった宇野弘蔵及び宇野学派の研究者によってまとめられた経済学の入門書です。同書は、角川ソフィア文庫から上下2巻シリーズで刊行されている下巻で、宇野氏の説く「原理論」、「段階論」、「現状分析」のすべてにおいて、非常に詳細に、かつ分かり易く記述されています。同書の構成は、「カール・マルクス」、「歴史学派および現代の諸学派」、「日本資本主義発達史の概要」、「日本資本主義の構造と問題」という章立てで論が進められ、経済学がよくわかるようになっています。