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紙の本
本能寺の変 (講談社学術文庫)
著者 藤田達生 (著)
なぜ信長は天下統一を目前にして、光秀に討たれたのか。信長は何と戦い、何に負けたのか。歴史を転換させた政変の核心を衝く試みは、戦国時代とは、室町幕府とは、中世・近世とは何か...
本能寺の変 (講談社学術文庫)
本能寺の変
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商品説明
なぜ信長は天下統一を目前にして、光秀に討たれたのか。信長は何と戦い、何に負けたのか。歴史を転換させた政変の核心を衝く試みは、戦国時代とは、室町幕府とは、中世・近世とは何か。歴史研究者が根源的な問いを論考する。〔「謎とき本能寺の変」(2003年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
2020年大河「麒麟がくる」を100倍楽しむ!
なぜ光秀は信長を殺したか。研究最前線からの回答!
なぜ、明智光秀は、あのとき、織田信長を討ったのか――古来より数えきれぬほど繰り返し問われてきたこの問いに、本流の歴史学的思考が真っ向から取り組んだ画期的論考が、最新の研究を反映する大幅増補をくわえて文庫化。
信長は何と戦い、何に負けたのか。この日本史上最大の政変の核心を衝く試みは、"戦国時代とは/室町幕府とは/日本の中世・近世とは/何か"という根本的な問いへと至る。
本格的歴史学研究でありながら、歴史小説・大河ドラマファンも楽しめる、驚きと発見に満ちた知的挑戦!
【本書より】
連年の発見によって、本能寺の変を挟む約三週間における重要人物の動向の詳細が判明し、変に関する研究は格段に前進し、一定の方向へと収斂されつつある。現段階の研究状況は、二〇一四以前の百家争鳴的な段階を完全に脱却している――
【目次】
はじめに
プロローグ:1 「本能寺の変」の人脈/2 戦国時代
第一章 明智光秀が背いた原因はなにか?:1 足利義昭――将軍をめざす/2 明智光秀――栄達から危機へ/3 織田信長――「国王にして内裏」/4 政変への道
第二章 画策する足利義昭:1「西国公方」義昭/2 政変迫る/3 政変断行
第三章 「秀吉神話」を解く:1 備中高松城の水攻め/2 「奇跡」の中国大返し/3 山崎の戦い/4 信長を継ぐ者は誰か
エピローグ
おわりに
補章「本能寺の変」研究の現在:1 北国情勢と光秀与同勢力/2 政権を揺さぶる派閥抗争/3 光秀の政権構想
参考文献
文庫版へのあとがき
関連年表
【商品解説】
著者紹介
藤田達生
- 略歴
- 藤田達生(ふじた・たつお)
1958年、愛媛県生まれ。神戸大学大学院博士課程修了。学術博士。現在、三重大学教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授。専攻は、日本近世国家成立史の研究。主な著書に、『秀吉神話をくつがえす』『江戸時代の設計者』(ともに講談社現代新書)、『秀吉と海賊大名』『天下統一』(ともに、中公新書)などがある。
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本能寺
2019/06/13 20:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
本能寺の変は教科書的には地味な扱いなんですが、日本の歴史の転換期だったのではないかと読んで思いました。
紙の本
詐欺的な陰謀史観
2019/08/03 21:12
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
足利義昭が本能寺の変の黒幕という結論に合わせ、都合の良い史料を都合良く解釈して証拠固めを行うという作業を行っています。そして、何だか正しいような錯覚に陥らせる詐欺的な本でした。
藤田氏が主張するように光秀が変の前に多方面に協力を働きかけていたら、ボロが出ていたでしょう。そもそも義昭が黒幕なのに毛利が謀反を知らないという決定的な矛盾はスルーしています。とにかく穴だらけの内容で、学者のくせに歴史を玩具にするなと言いたいです。
一方、本能寺の変の後の羽柴秀吉等の動きの考察については一読の価値はあると思いました。
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天下統一を目前に控えた織田信長が、なぜ明智光秀という家臣に討たれたのか?その疑問を解き明かしてくれる一冊です!
2020/03/06 09:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本人であれば誰もが知っている「本能寺の変」について書かれた歴史書です。本能寺の変は中学校の社会科の時間に、当時、権力を誇っていた織田信長が家臣の明智光秀に暗殺されたということを教えられました。しかし、なぜ、これほどまでに当時権力を誇っていた織田信長という人物が、一介の家臣によって討たれたのかという疑問をもった人も少なくないのではないでしょうか。この私たちの素朴な疑問に我が国の第一級の歴史家が真っ向から取り組んだ一冊となっています。歴史ファンには待望の一冊と言えるでしょう。