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紙の本
クジャクを愛した容疑者 (講談社文庫 警視庁いきもの係)
著者 大倉崇裕 (著)
河川敷で撲殺死体が見つかった。容疑者は、学同院大学クジャク愛好会の会長にして、動物を愛してやまない奇人大学生。無実を信じる「警視庁いきもの係」の名コンビ、須藤と薄は、アニ...
クジャクを愛した容疑者 (講談社文庫 警視庁いきもの係)
クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係
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商品説明
河川敷で撲殺死体が見つかった。容疑者は、学同院大学クジャク愛好会の会長にして、動物を愛してやまない奇人大学生。無実を信じる「警視庁いきもの係」の名コンビ、須藤と薄は、アニマル推理で真相に迫るが…。全3編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
学同院大学で起きた殺人事件の容疑者は、クジャク愛好会の奇人大学生! だが無実を信じる警視庁いきもの係の名(迷)コンビ、窓際警部補・須藤友三と動物オタクの女性巡査・薄圭子はアニマル推理を繰り広げ、事件の裏側に潜むもうひとつの犯罪を探り当てる!? 表題作と「ピラニアを愛した容疑者」「ハリネズミを愛した容疑者」の傑作中編3本を収録! 【商品解説】
収録作品一覧
ピラニアを愛した容疑者 | 5−130 | |
---|---|---|
クジャクを愛した容疑者 | 131−249 | |
ハリネズミを愛した容疑者 | 251−368 |
著者紹介
大倉崇裕
- 略歴
- 1968年生まれ、京都府出身。学習院大学法学部卒業。1997年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。1998年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。落語を愛好し、登山を趣味とし、特撮や怪獣、海外ドラマに造詣が深い。精力的な執筆を続け、『福家警部補の挨拶』は2009年、2014年にテレビドラマ化。また、本書を含む「警視庁いきもの係」シリーズは、2017年に連続テレビドラマ化。須藤友三警部補役に渡部篤郎、薄圭子巡査役を橋本環奈が演じ、大好評を博す。さらに、劇場アニメ「名探偵コナン から紅の恋歌」「名探偵コナン 紺青の拳」の脚本を担当し、こちらも大ヒットとなる。
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紙の本
余人にはうかがい知れない同調ぶり
2019/08/16 08:23
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この二人のコンビも、完成の域に達した。
須藤が薄の操縦を誤ることはないし、
薄の行動力にも拍車がかかってきた。
しかも、須藤は薄の思想への理解が深まり、
余人にはうかがい知れない同調ぶりである。
そこへ、新しいメンバーが加わり、
チームとしての動きがいい味を見せるようになってきた。
薄の日本語力不足という設定での、ごろあわせやりとりは健在。
タクシーの運転手の勘違いシリーズは、運転メンバー加入でもうなくなるのかな。
いずれにせよ、ロングシリーズになりそうな条件が整ってきて、こりゃ、いいぞ。
紙の本
シリーズ第4弾です
2022/06/11 14:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとマンネリかな?
3話とも、最後があっけなく感じる。
レビューでは、ドラマを演じている俳優を思い出して楽しいという意見が多いですが、自分はテレビドラマを見ないので、薄のオヤジギャグのような、あまりに浮世離れをした会話には、辟易しています。せっかくラストの確信を得た部分がおちゃらけていて、読む気がうせる。