はないちもんめ 夏の黒猫
著者 有馬美季子
皐月の末、両国では花火が上がり、川開きとなる。お紋、お市、お花の女三代が営む料理屋“はないちもんめ”も、うろうろ舟に弁当を仕出しするなど大忙しだ。江戸の誇り、初鰹の熱狂が...
はないちもんめ 夏の黒猫
商品説明
皐月の末、両国では花火が上がり、川開きとなる。お紋、お市、お花の女三代が営む料理屋“はないちもんめ”も、うろうろ舟に弁当を仕出しするなど大忙しだ。江戸の誇り、初鰹の熱狂が一段落すれば安く仕入れて一工夫。常連の同心たちは束の間、舌鼓を打つが、またも難事件が。大の大人が六名、舟遊びに出たまま行方不明となったのだ。侃々諤々、料理屋一同が謎に挑む!
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ズッコケ三人組
2021/12/24 10:05
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐渡の相川鉱山で取れた金が江戸までの輸送中に強奪された。北紺屋町にある料理や「はないちもんめ」に常連として来る同心の小暮や桂は強奪犯の探索に頭を痛めていた。数日後、舟遊びをしていた男女6人が忽然と姿を消した。しかし、姿を消した男女は数日おきに戻ってきた。しかし、戻ってきた男性が何者かに殺される。その男性の背中に彫られた刺青とひらがな一文字。姿を消した他のものにも確認すると入れ墨とひらがな一文字が彫られていたのであった。この刺青とひらがな一文字が意味するものは・・・。
長編ということもありズッコケ三人組はキャラクターが映えますね。ところどころアクセントがあって面白いですし、小暮との掛け合いもいい。内容も徐々に複雑な事件が増え、難易度も増しているので飽きがこないのがいいですね。