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紙の本
花の妹 岸田俊子伝 女性民権運動の先駆者 (岩波現代文庫 文芸)
著者 西川祐子 (著)
京都での娘時代、自由民権運動との出会い、政治家・中島信行との結婚…。岸田俊子の波瀾万丈の生涯を、さまざまな脇役の目を通して、時代の息吹とともに活写する評伝小説。詳細な注を...
花の妹 岸田俊子伝 女性民権運動の先駆者 (岩波現代文庫 文芸)
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商品説明
京都での娘時代、自由民権運動との出会い、政治家・中島信行との結婚…。岸田俊子の波瀾万丈の生涯を、さまざまな脇役の目を通して、時代の息吹とともに活写する評伝小説。詳細な注を付して文庫化。〔新潮社 1986年刊の本文に修正を加える〕【「TRC MARC」の商品解説】
京の呉服商の家に生まれ、自由民権運動と出会い「女演説」で評判となるも、集会条例違反で逮捕。その後、元自由党副総理・中島信行と結婚し女子教育にも携わった岸田俊子の波瀾万丈の生涯をさまざまな脇役の目を通して描く評伝小説。東京遷都後の京都や、各地の自由民権運動、国会開設前後の東京など、時代の息吹を生き生きと伝える。文庫化にあたり詳細な注を付した。(解説=和崎光太郎・田中智子)【商品解説】
目次
- 序章 風の足跡――物語の入口へ
- 岸田俊子をご存知ですか
- 残された三つの住所
- 新聞読者からの資料提供
- 立志社の高知へ調査旅行
- 夫となるであろう中島信行について
- 父祖の地,豊岡へ調査旅行
- 幕末,明治革命期の京都
- 見つかった戸籍
- 坂上富貴の登場,物語の入口
著者紹介
西川祐子
- 略歴
- 西川祐子(にしかわ ゆうこ)
1937年,東京に生まれる.66年京都大学大学院文学研究科博士課程修了.元京都文教大学教授.日本とフランス近現代文学研究,女性史,ジェンダー論専攻.著書に『高群逸枝森の家の巫女』(第三文明社)、『私語り樋口一葉』(岩波現代文庫)、『借家と持ち家の文学史――「私」のうつわの物語』(三省堂)、『住まいと家族をめぐる物語―男の家,女の家,性別のない部屋』(集英社新書)、『日記をつづるということ――国民教育装置とその逸脱』(吉川弘文館)、『古都の占領――生活史からみる京都1945―1952』(平凡社)などがある.
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明治時代の女権拡張運動家であり、作家でもあった岸田俊子氏の評伝小説です!
2020/05/05 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治時代の女権拡張運動家であり、女性著作家でもあった岸田俊子、筆名、中島湘煙(なかじま しょうえん)の評伝小説です。彼女は、京都の呉服商の家に生まれ、自由民権運動と出会ってから、各地で「演説」を行い評判となるのですが、集会条例違反で逮捕されたこともあります。その後、元自由党副総理であった中島信行の後妻となり、女子教育にも携わっていきます。また、彼女は、『山間の名花』や『一沈一浮』といった小説も執筆しており、非常に興味深い人物です。ぜひ、同書を読んで、彼女の人生及び思想を垣間見てください。