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商品説明
江戸幕府の八代将軍徳川吉宗の伝記。享保改革など、主に吉宗の将軍としての30年間の治績に力点をおき、政治家としての歴史的意義を実証的に明らかにするとともに、享保という時代も描き出す。英文の要約も収録。〔初版:日光東照宮社務所 昭和37年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
江戸幕府の8代将軍徳川吉宗は、享保の改革を主導した中興の名君として知られる。泰平になれて弛緩した社会的情勢を背景とし、幕府政治の再建に力を注いだ。没後200年にあたり編纂刊行された本格的伝記を新装復刊。財政の安定化、法典の編纂、教育政策にも及ぶ30年間の事績を究明するなど、個人の伝記にとどまらず享保時代史ともいうべき名著。【商品解説】
目次
- 緒言/紀州藩時代(将軍継嗣迄の吉宗公/幕府政治の変遷とその背景〈政治情勢の推移/社会情勢の変遷〉)/将軍継嗣と改革の発足/財政の改革(幕府財政の再建〈通貨の統一/支出の抑制/収入の増強/財政の安定〉/財政改革の限界〈米価の暴落と大飢饉/元文以降の財政政策〉)/社会問題の対策(商人勢力の発展と武士の窮乏/農村社会の変動/救貧政策/風俗の匡正と武芸の奨励/江戸の市政)/法律・制度の整備(司法関係の整備と法典の編纂/諸制度の制定)/文化・教育政策(吉宗公の学問・教養/学問の奨励/学者の登用/蘭学の萌芽/その他の文化事業)/享保改革の性格(吉宗公の性格/政局に活躍せる人々/朝廷・諸藩との関係/祖宗の崇敬と復古/結語)/付録(年表/補注/索引)/後記(英文要約)
著者紹介
辻達也
- 略歴
- 1926年、東京生まれ 東京大学国史学科卒。1962年「享保改革の研究」で東大文学博士。横浜市立大助教授を経て1968年教授。1986年定年退官、名誉教授、専修大学教授。1997年退任。※2019年9月現在
【主要編著書】『徳川吉宗』(人物叢書、吉川弘文館1958年、新装版1985年)、『日本の歴史 16 江戸開府』(中央公論社 1966年、中公文庫 1974年、改版2005年)、『江戸幕府政治史研究』(続群書類従完成会、1996年)
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