電子書籍
教えられることの多い本だった
2019/12/12 10:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
多面的な視点で書かれているので、参考になった。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になっている本だったので読んでみましたというか、読み始めたら内容が難しくて途中で諦めてしまいました。それでも興味のあるページは面白くて勉強になりました。
紙の本
世界の未来
2019/11/26 09:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
10年後の世界の状況についての一つの見方が、わかりやすく説明されていて、よかったです。世界地図が、見やすいです。
電子書籍
近未来
2022/02/22 19:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
それも、ほんの数年先ーです。アメリカをはじめ、台頭しつつある中国。そして、プーチン王国ともいえるロシア。これから、日本は、どうなるのか、どうすべきなのか……。
紙の本
視野が拡がる
2022/01/30 17:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
SDGsについてよく目にするが、できた背景や世界がどのようにアプローチしているかなどデータや地政学を元に、分かりやすく解説している。
アメリカはトランプ政権で環境問題などに後ろ向きというイメージが強かったが、アメリカなりのアプローチがあることが分かった。
欧州でもアメリカでもない日本だからこそのアプローチがあると言うが、直接できること間接的にできることを見極め、一つの見方に偏らないことが重要なのかと感じた。また、空気に流され過ぎないことも重要で、それには自分でデータを調べ、自分で考えることが求められる。
紙の本
途中は少し間延びするが最後に納得
2020/01/08 23:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
・2035年前後には地価の大暴落の懸念、団塊世代がなくなり、子供世代が土地家屋の相続税をはらえずえ、多くの土地が売りに出されると予想される
・2000年時代はGAFAMに代表されるアメリカン・デジタルの時代、2010年代はチャイニーズ・でじたるのじだいえ、2020年代はSDGsがもたらすヨーロピアン・デジタルに時代か
・ヨーロッパ主導のルールと論理による支配
投稿元:
レビューを見る
恥ずかしながらSDGsについて何も知らなかったので、勉強になりました。
理念はいかにも正しいし正義みたいな感じだけど、いろいろと骨抜きになってるところや、ヨーロッパ諸国の思惑もあるんだなぁ‥と、いろんな視点から知って考えられるので良い本だと思う。
2019.12.29
投稿元:
レビューを見る
SDGs(持続可能な開発目標)
持続可能な世界の実現のために定められた世界共通の目標。
貧困をなくそう、すべての人に健康と教育を、質の高い教育をみんなに、働きがいも経済成長も、気候変動に具体手的な対策を、等々17のゴールをかかげ、達成目標2030年を目指して世界規模で動き出している。
★テクノロジーで画期的なイノベーション
※食料
・ブロックチェーン(分散型台帳技術)やAIによるフードロスの削減
・農業ロボットの実用化により農業現場の無人化
・培養肉の商品化
・食品の流通段階における微生物の監視
・携帯電話などで簡単に汚染物質を検出
・プラスチックの新しいリサイクルプロセス
※健康
・ロボット手術の実現
・iPS細胞による再生医療
・ゲノム編集技術(遺伝子を改変して性質を変化させる)の研究
・平均寿命100歳に伴い、老化のメカニズムの解明と抑止
※資源
・太陽光発電、風力発電、マイクロ水力発電、水素発電
※都市
・日本全体では2033年に空き家率が30%を超え、2035年には地価の大暴落が予想される。
・大都市は密度の度合いを増し、AIによって管理され、自動運転や飛ぶクルマが実現化する。
※労働
・資格専門職(弁護士、税理士等)や知的生産層(研究者、クリエーター等)へのAIの導入。特に翻訳AI
・自動運転の普及による運輸業界の変革…ドライバーの衰退
★世界の人口動態とGDPの変化から推測すると
・中国は2030年以降少子高齢化が進み、代わって若者が多いインドが生産と消費で経済大国になると予測。今日でもアメリカシリコンバレーの企業が次々とインドに拠点を設置している。地球の反対側に位置していて24時間フル稼働で開発を続けられるから。
・2030年、GDPは1位中国、2位アメリカ、3位インド、4位日本と予測されている。それ以降中国は少子高齢化が進むとされているので、デジタル技術やテクノ地政学(一帯一路構想)を駆使してイニシアチブを取り続ける戦略を練る。
・リバース・イノベーション(途上国で創出、採用された技術や手法を、逆に発展国へ展開させる。)で貧困国の市場へ参入する。
★資本主義経済のこれから(対談:安田洋祐)
・AIとRI(リモート・インテリジェンス…遠隔で仕事をする)で先進国の中間層は仕事がなくなる。人件費が格安の新興国の人材がライバル。格差が広がり、富裕層は金を消費しないで、資産運用にまわす。
・環境問題も食糧問題も人口が減れば自然に解決する。
★貧困
(アフリカの場合)
・西洋諸国に搾取された時代が長かった。
・天然資源(油田)が豊かで、二次産業、三次産業を制する必要がない。
・民主化の過程を経験しておらず、また国と民族が一致していないので「国家」への帰属意識が低く、近代的な制度が定着しにくい。
↓
電子マネーなどのテクノロジーによってアフリカを発展させていく。
(先進国の場合)…格差の問題
・フリーラン���(単発職)型の貧困
・シングルマザー、老人、子供の貧困
↓
格差問題解決のカギは「教育」
スタディサプリやネット高校のようなeラーニングが貧困家庭を救う。
★池上彰対談
冷戦時代、アメリカとソ連はアフリカ各国内で(例えばアンゴラ)軍と人民解放戦線をそれぞれ支援し、戦わせてきた。冷戦が終わり米ソが撤退しても内戦だけが残ってしまった。それがアフリカの停滞の始まり。
しかし、人口がアフリカは巨大マーケットとして消費大国なる可能性がある。少し前から「ベース・オブ・ピラミッド」という考え方がいわれるようになった。つまり、貧しい庶民でも買えるような、安価で価値あるものを売る。(1回分のシャンプーや石鹸など。1回分だから売り上げは少ないけれど、買う人数が多いと結構な額になる。)価値があるものだと、リピーターも増える。
援助は、お金をばらまくだけではダメ。戦後日本は世界から多額の借金をして「返さなければならない」というプレッシャーのもとで復興をとげた。援助ではなく投資。それも100年単位の長いスパンで考える必要がある。
★環境
食物、衣料などの必需品生活必需品の大半を輸入に頼っている日本は、実際に使っている水の約8倍の量を使用していることになる。(バーチャルウォーター)
今の生活を維持するには、日本の場合7.1倍の土地が必要となり、世界全体の人々の生活を支えるには地球が1.7個分必要といわれている。
温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出により、2030年には1.5度、2100年には4度くらいまで温度が上昇するといわれている。国際協調が必要だが、アメリカは乗り気でないし、各国の状況もまちまちなので足踏み状態。(アメリカはシェールガスの採取技術独占に成功したので強気。)
★ヨーロピアン・デジタルの資本主義
スイスは物価も高く、年収も日本より200万円以上高い。労働時間は短く、ほぼ残業なしの8時間労働。税率が高くて福祉が手厚い、いわゆる高福祉国家で、日本が目標とするところである。化学技術や工業を強みとする点では日本と似ているが、なにが日本と違うかと言うと、量産できない製品(主に時計)に文化的価値や機能的付加価値を付与することで単価をあげ、高い利益率を実現するその産業構造にある。またスイスの時計産業は16世紀以来の長い伝統があり、その価値は時を経るにつれてあがる、つまり世界に通用する「資産」としてあつかわれている。一方日本は長い文化を持っているにもかかわらず、その製品の性質上(車や電化製品)、安いコスト戦争に巻き込まれてしまっている。
作者曰く、米中の開発戦争には参加せず、欧州的な理念的制度との中間地点に立ち、ローカリティを活かして思いもよらない方向への進化に勝ち筋を見出す、それが今後の日本が目指す戦い方のひとつである。
投稿元:
レビューを見る
今、飛ぶ鳥を落とす勢いの思想家?である落合さんの本。
SDGsや2030年くらいの未来を見据えた情報を
仕事でキャッチしたく、読んでみました。
落合さんの本は、これまで何冊か読んだことがあるのですが、
(自分の感度が追い付いていないのか、)そこまで記憶に残る訳ではなく、
落合ファンのように落合産の本を読み漁るとまではいきませんでした。
(どれか一冊、結構よかった本があったような、なかったような…。)
今回この本を読んで、自分の落合さんに対する評価が
大きく変わることはなかったのですが、
それでも今流行りのSDGsについて、
世界のファクトと共に分かりやすく解説してくれている本でした。
若干、落合さんの思想のようなものが紛れ込んでいて、
それがこの本にスパイスを加えているような気もしますが、
若干のこじつけ感を感じるので、
純粋にファクトに特化しても良かったのかなという印象です。
今や、SDGsは小学生でも習う内容ですし、
大人としては最低限知っておくべき内容であることは間違いないですし、
大人であれば知るだけでなく、
自分のビジネスや活動の中にSDGsを組み込むことが
必須になってくるでしょうから、
こういった考えがまだ身に付いていない人にとっては、
さくっとインプットするのにちょうどよい本かと思います。
投稿元:
レビューを見る
仕事でSDGsの視点を加えた整理が必要になり、体系的に考え方とか参考知識を手に入れておこうと読んでみた1冊。今の動きが歴史的背景や地政的な側面も踏まえてどういう状況で、この先は相対的に見てどう変化していくことが想定されるのか、新しい知識がたくさん手に入って大いに参考になりました。まだまだ世界はひとつにはなっておらず、問題は多いけれどこういう同じものを見すえて取り組みを続けていく枠組みをつくることで、推進力を持たせていくことはできるのかもしれないですね。一度読んでおくといい本だと思いました。
投稿元:
レビューを見る
多方面にわたって活躍する落合陽一さんが、SDGsからこれからの世界を解説した本。
堀江貴文さんとの共著『10年後の仕事図鑑』よりもグローバルな視点から、将来の日本の可能性を探っています。
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」という意味で、現代のさまざまな問題を世界全体で解決していこうという取り組み。
目標に掲げる問題は「食料」「健康」「資源」「都市」「労働」など全17項目にわたります。
SDGsを成功させるには、人々が趣旨を理解して当事者意識を持ち、未来の世界を見すえることが必要です。
しかし日本ではなかなかSDGsの理解が深まらず、人々の行動に繋がっていません。
SDGsが示す世界の問題は、どれも私たちが生きる上で身近なものばかり。私たち一人ひとりが持続可能な世界をめざして行動するべき時がきています。
先行き不安な世の中ですが、国や企業、個人のSDGsへの活動から、世界の動きが見えてくるでしょう。
この本は、SDGsを理解したい、10年先を見据えるために世界の現状を正しく認識したいという人にお勧めの入門書です。
こちらのサイトで紹介しました➡
https://fpcafe.jp/mocha/2035
投稿元:
レビューを見る
大人気のこの本。我が家でも「ぐりとぐら」、「ポケモン攻略本」に続く、家族全員が読む本になりそうです。
デジタル発酵の考え方に、凄く共感です!
投稿元:
レビューを見る
SDGsがいかに深くかつ建設的に考えられているかに触れられる一冊。CSRの今風な言い回しや口実材料と軽んじるなかれ。こういう指標設計もあるのかと言う視点でも勉強になりました、SDGs。
投稿元:
レビューを見る
SDGs、GAFAM、中国、サードウェーブの世界を俯瞰しわかりやすく解説。小・中学生から大人まで、それぞれの2030年に向けてのビジョンを作るために必要なデジタル地政学の考え方とは。地図で「世界」の行方が見えてくる。
しばらく積んでたのですが、ようやく読めました。SDGsの存在は知っていたものの、内容も意味も全然理解できていないレベルだったので、章の冒頭にある地図は非常に明快で、入門書としては非常に良いと感じました。ところどころ自分の業界とは縁がなさすぎてピンとこない部分もあったけど、これから日本が生き残るための術・戦略のくだりは面白かった。中国が台頭してきている中、ヨーロッパ的な考え方の意味や単体では勝てなくてもイノベーションもしくは複合させた要素(コスパという考え方はとても重要だと思う)で活路を見出すという筆者の考え方は現実的で、今後の日本の行く末に少し希望が持てる。
投稿元:
レビューを見る
世界の現状や状況を知ったうえでSDGsを理解することの大切さを書いていた、
そこから欧米にはない日本らしい付加価値をつけることの重要性を訴えていた。