- 販売開始日: 2020/02/28
- 出版社: 誠文堂新光社
- ISBN:978-4-416-61951-3
星を楽しむ 天体観測のきほん
これから天体観測を始めてみたいと思っている人や始めたばかりの人、あるいは天体望遠鏡や双眼鏡で星は眺めているけど、一歩踏み込んで天体観測をしてみたい人などを対象に、天体観測...
星を楽しむ 天体観測のきほん
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商品説明
これから天体観測を始めてみたいと思っている人や始めたばかりの人、あるいは天体望遠鏡や双眼鏡で星は眺めているけど、一歩踏み込んで天体観測をしてみたい人などを対象に、天体観測に必要な基礎知識や手順について解説します。 毎日の星の動きや月の満ち欠け、そして太陽の動きの観察はもちろん、天体望遠鏡を使った月のクレーター、太陽黒点やプロミネンス、日食や月食の観測をはじめ、火星、土星や木星の惑星の観測について解説します。 さらには、より本格的な観測となる、流星群、彗星、変光星、二重星、星雲・星団、星食や接食などの観測についても紹介します。 それぞれ観測したい天体や天文現象に応じ、必要な道具や観測のポイントなど、天体観測がスムーズにできるよう詳しく解説します。 道具を使わず肉眼でできる観測も紹介しつつ、双眼鏡や天体望遠鏡を使ったより本格的な天体観測までのひと通りをこの一冊で紹介します。
目次
- はじめに ◇第1章 天体観測を始める前に ●天体観測のいろいろ 肉眼での観測/双眼鏡での観測/天体望遠鏡での観測/カメラを使った観測 ●天体観測の服装とグッズ 春~夏の服装/秋~冬の服装/天体観測に必要なもの ●双眼鏡での観測 双眼鏡の選びかた/双眼鏡の使いかた ●天体望遠鏡での観測 天体望遠鏡の選びかた/天体望遠鏡の使いかた ◇第2章 星と星座の観測 ●星の動きを知ろう ●星座早見盤の使いかた COLUMN スマートフォンで星空を調べる ●星の明るさ COLUMN 星に付いているギリシャ文字とその読み方 ●星の色 1等星写真リスト ●星座の観測 北極星を見つけよう/現代星座の誕生/星座一覧表/星のものさし/春~冬の星座 ◇第3章 月の観測 ●月の観測 月の満ち欠け/月の遠近/COLUMN 月のスケッチをしてみよう/月の見える時刻と方位/月の地形/月面図/月齢3 ~ 25 ●月食の観測 部分月食の観測/皆既月食の観測/星食と接食の観測 ◇第4章 太陽の観測 ●太陽の観測 いろいろな太陽の姿/太陽黒点の観測/黒点の見えかた/黒点群の分類/黒点をスケッチしよう/プロミネンスの観測/惑星の太陽面通過 ●日食の観測 日食とは/いろいろな太陽観測 ◇第5章 惑星・小惑星・流星・彗星の観測 ●水星の観測:太陽にもっとも近い内惑星・水星/観測のしかた ●金星の観測:もっとも明るく輝く明星・金星/観測のしかた ●火星の観測:2年2ヵ月ごとに接近する火星/観測のしかた/火星の季節と極冠/火星の気象現象 ●木星の観測:太陽系最大のガス惑星・木星/観測のしかた/COLUMN 惑星観測は動画撮影が主流に/ガリレオ衛星の観測 ●土星の観測:美しい環を持つガス惑星・土星/観測のしかた/土星の衛星の観測 ●王星・海王星の観測:天王星とその観測/海王星とその観測 ●小惑星の観測:COLUMN 小惑星探査機「はやぶさ2」 ●流星の観測:流星とは/流星群とは/流星群の種類/流星群を観測しよう/おすすめの流星群 ●彗星の観測:彗星とは/彗星の軌道/彗星の構造/COLUMN 彗星の記号の読み方/彗星の観測/肉眼での観測/写真での観測/スケッチをとる ◇第6章 星雲・星団・変光星・新星・超新星・重星の観測 ●星雲・星団の観測 肉眼での観測/双眼鏡での観測/望遠鏡での観測/星雲・星団の種類/カメラで記録する/COLUMN メシエ天体とNGC 天体/スケッチで記録する/おすすめのメシエ天体とその他の天体リスト ●変光星の観測 変光星とその種類/食変光星アルゴル/脈動変光星ミラ/測光:星の明るさを測るには ●新星と超新星の観測 新星と超新星とは/新星と超新星の観測 ●重星の観測 重星とその観測 おわりに
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主に望遠鏡を使った観測の初歩
2021/10/25 12:06
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投稿者:おーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
初心者向けの天体観測の本。観測の色々(肉眼から望遠鏡からカメラまで)や服装(防寒)から始まって、星の動き・色・明るさ、星座早見盤の使い方、星座、月・太陽・惑星・流星・彗星(太陽系内天体)、星雲・星団、変光星・新星、などの観測が載っている。ただ、肉眼観測(観望)についてはあまり載っておらず、多くは小口径望遠鏡を使ったもの。
多分初心者向けに書かれているのだと思うが、それにしてはフリガナが皆無なので星に興味のある小学生が読むのは難しい。
月齢ごとの見どころや土星環の構造が細かく説明されていたりと、マニアックなところもある。一方で、水星・金星・彗星などの空での動きを示した図ではいつの年か書かれていなかったり、密度の単位が誤っているなど、ところどころひっかかるところはある。
宇宙に興味があってこれからただ眺めるだけでなくいろいろやってみたい、という中高生以上には向いているのでは。