- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/12/26
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/298,2p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09740-3
読割 50
紙の本
六四と一九八九 習近平帝国とどう向き合うのか
中国の現執行体制の基礎を形作った六四・天安門事件を世界史レベルのおいて再検討。存在感を増している中国の現在、今後のあり方を考え、習近平体制のゆくえを見定める。2019年6...
六四と一九八九 習近平帝国とどう向き合うのか
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商品説明
中国の現執行体制の基礎を形作った六四・天安門事件を世界史レベルのおいて再検討。存在感を増している中国の現在、今後のあり方を考え、習近平体制のゆくえを見定める。2019年6月開催のシンポジウムの報告・論文集。【「TRC MARC」の商品解説】
天安門から香港へ
1989年に起きた一連の出来事が、急速に歪められ、忘却されつつある。その中心にあるのが六四・天安門事件である。
従来、「民主化の第三の波」(ハンチントン)や「国家超越的な共同社会」(M・ウォルツァー)への動きと理解されてきた〈一九八九〉は、いつのまにか「新自由主義革命」として矮小化されつつある。「民主化」ではなく「新自由主義」の確立がこの画期を特徴づけるというのだ。
果たしてそうなのだろうか――。本書はこの疑問から出発している。
「新自由主義革命」と事態を捉えた場合、30年後に緊迫化した香港情勢はどう理解すればいいのだろうか。また「紅い帝国」(李偉東)として世界に君臨しつつある習近平体制と民主化という視角なしに果たして対峙できるのか。
本書は、アンドリュー・ネイサン、胡平、王丹、張博樹、李偉東、矢吹晋、石井知章、及川淳子という、これ以上望めない世界的権威が六四と一九八九という歴史的事件に挑んだ。
その中核にあるのは、危機に瀕しているデモクラシーと市民社会の擁護である。過去のものとして暴力的に忘却されつつある両者をいかに恢復するか。その答えが六四・天安門事件にあるのだ。現代のはじまりとしての一九八九へ。【商品解説】
収録作品一覧
六四と一九八九 | 石井知章 著 | 5−25 |
---|---|---|
習近平と天安門の教訓 | アンドリュー・J.ネイサン 著 | 27−47 |
「六四」が中国を変え、世界をも変えた | 胡平 著 | 49−74 |
著者紹介
石井知章
- 略歴
- 〈石井知章〉1960年生まれ。明治大学商学部教授。著書に「現代中国政治と労働社会」など。
〈及川淳子〉東京都生まれ。中央大学文学部准教授。著書に「現代中国の言論空間と政治文化」など。
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