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紙の本
盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ 1 (双葉文庫)
著者 小早川 真寛 (著)
機織り宮女として後宮で働く盲目の氾蓮香。目が見えないゆえに些細な音や気配などを感じ取ることに長けている彼女は、後宮で問題となっていた幽霊騒動を意図せず解決してしまう。その...
盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ 1 (双葉文庫)
盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ
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商品説明
機織り宮女として後宮で働く盲目の氾蓮香。目が見えないゆえに些細な音や気配などを感じ取ることに長けている彼女は、後宮で問題となっていた幽霊騒動を意図せず解決してしまう。その褒美として蓮香のもとに皇帝が訪れるが…。【「TRC MARC」の商品解説】
機織り宮女として後宮にやってきた氾蓮香(ハンレンカ)。盲目である彼女は、目では見えない些細な情報を感じ取りながら生活をしている。後宮で問題となっていた幽霊騒動も、盲目であるがゆえに解決できた……のだが、褒美として蓮香のもとに渡ってきた皇帝の「ある秘密」にも気づいてしまい――!?穏やかに暮らしたいけど、暮らせない機織り宮女の中華後宮ラブ&ミステリー!【商品解説】
盲目の機織り宮女・氾蓮香が、後宮で起こる様々な問題を目では見えない些細な情報から紐解いていく、中華後宮ラブ&ミステリー!【本の内容】
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周りの人間が迷惑すぎる
2020/12/18 12:57
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
盲目ゆえに音や匂いに敏感な機織り宮女ヒロインが、後宮で起こる怪異事件をその聡明さで指摘し、皇帝に入れ込まれていく話。
双子の皇帝が二人で一人として入れ替わりながら互いの得意分野で仕事をしていたけど、二人ともヒロインに惚れてしまったために最後に「選ばれなかった方が皇帝をやめて出て行く」っていうの、完全に脅しで、機織り宮女の仕事を続けたいために皇后や皇妃の圧に耐えながら心からの望みも言えずにただ平穏な日々だけを望んで過ごしているのに、そんなん言われたら選べないの当然では?
そもそも最初から皇妃になりたくないと遠回しに、だんだんと率直に告げるようになったのに、あろうことか皇后にしようとしてる皇帝二人とも全然好きになれないし、機織りだけしていたいヒロインが仕事で忙しいときに厄介ごとを持ち込んでくるお付きの宮女もなんなんだって感じでした。
なんか最初の方で「周りの人間が好意で迷惑を押し付ける」みたいな表現があったけど、まさに全編それ。
いずれどちらかに惹かれて選ぶのだとしても、このまま三角関係を続けるのだとしても、ヒーローと周囲に魅力がないので続きは読まないだろうなぁ。