旅も人生も自分のスタイルで良いのだ。
2020/04/24 12:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
観光地に行かない、地元の名物も食べない、だけど、非日常に自分を置くために旅をする。
毎日会社に行くのに向いていないと思ったから、会社を辞めた。
自分のスタイルで良いのだというのをこの本は見せてくれた。
日常生活が一変している今だから、読みたい本だ。
好きなものを語る上でのスタンスに馴染めず。
2020/02/24 00:12
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから気ままな旅行エッセイを想像してページを開きましたが、自分の身を自宅以外の環境に置くことを「旅」と定義する筆者の生き方を綴ったマインド面寄りの本でした。
確かに、サウナの奨めや、安宿の楽しみ方は述べられていますが、「XXは△△だから苦手だけど、○○は好きだ」構文が目について、あまり楽しめず。自分が好きなものを語る時に、あえて好きじゃないものを引き合いに出すことで説得力を高めるような文体に馴染めませんでした。好きなものは好き、それで良いのでは?と。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ読んでいて、自分もやってみたい、と、思いましたが。しかし……実際は無理だろうなぁ……。たしかに、高速長距離バスは、お安くて、中には、早朝に目的地に到着なんてのもあるから……。男性は、寝袋一つでドコへでも旅出来るけど……
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私も色んな街に住んでみたい欲が元々あったため、その欲がより一層強くなった。
それができるようになるためにはどうしたら良いのか、、会社勤めだとだいぶ厳しい、、、
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ブラックな会社で押しつぶされそうな人には、こういう生き方もあると思ってほしい。
タイトルから旅の本と思って読んだら、違ったなと…
タイトルとしては単行本時の「ひきこもらない」の方が内容を表していると思う。「どこでもいいから…」というタイトルは著者の生き方のようなものかな。
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ふらっと旅がしてみたくなった。
それも、意気込んで観光名所を回るようなのじゃなくて、ふらっと知らない街に行って、地元でもあるチェーン店に入ったりして。
せっかく来たんだから、と力みすぎて街の雰囲気を楽しめないと勿体無いなぁと。
それにはphaさんのように、自分の感覚に敏感にならないとなぁとも思う。
phaさんは、好き、楽しい、苦手、飽きた、つらい、疲れた、という感覚がとても鋭い。そこに他人の視線や世間の考え方が入っていないのがすごい。
自分の感覚を見つめ直してみようと思った。
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旅行に行っても普段と変わらないことをする。美味しいものを食べるでもなく、観光地に行くでもない。そんなふらっと旅は気分転換になると思う。新幹線でなくあえて高速バスで行くなんてのも共感できる。
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僕も著者と同じようによくふらふらと何もしない旅に行きます。それでも旅でも日常でも「何かしなきゃ」と無駄な焦燥にとらわていてずっとしんどいです。これを読んで少し助かりました。誰でも何処でもあまり変わりはない。
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2020/3/31
こんな感じのゆるーい本が読みたかった!という自分の理想にすごいマッチしてる著者の旅についての感覚がつらつらと書いてある。
この本に書いてある著者の旅に対する考え方が本当に共感しかない。
旅することに付随して旅に関わる他の事柄にも派生してゆるーく書いてある。どこかに行きたいという時の、現地に向かってる時の移動中の過ごし方なんかはまさに自分と全く同じだし、旅の行き先についてからすることも自分と本当に似ている。何も考えない、ただ遠いところへ行きたい、現地の特産物とか目的地も特にこだわらないなどそんなゆるい感じで文章も書かれていて読みやすい。
著者は自分のことを飽きっぽいと言っていたけど、そんな中でも熱海の別荘のくだりはすごく面白いなと思ったし、意外とコスパとか冷静に考えているところもあって、面白ゆるい本だなーと思いました。
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突発的に環境を変えたくなる著者による旅のすすめ。
・高速バスなど時間がかかる移動方法で、道中ぼーっと考え事をしたり移動時間を満喫する
・観光地とか目新しい所には行かず、漫喫やホテルで自宅と変わらないことをする
・その地にしかない名店には行かずチェーン店が安心する
といったこだわりがあり、場所や気分を変えて楽しんでいる印象。
タイでも漫喫に行っていたという徹底ぶりがすごい。
気の向くままにふらっと旅できる 早くそんな日が戻りますように。
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著者のphaさんの旅観とつらつらと語られる思考を隣で聞いているようなのんびりしたくすりと笑えるエッセイ。
移動時間を愛し、チェーン店に安心感を覚え、牛丼に絶対の信頼を置いている。
この人の思考を覗いていると自分も何気にところに目を向けたらもっと日常に発見があるだろうなあと思う。
(歩き方に着目していろいろしていたりするのも楽しみ上手ですてきだなあ。)
よし、まずは、自分の体について目を向けてみようかな!
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著者は、定職に就いて家族を持って・・・という普通の生活ができないのだという。でも、だからこそ、思い立ったら引っ越しをしたり、旅に出たりすることもできる。もちろん、お金が潤沢にあるわけでもないが、新幹線よりも青春18きっぷや高速バスで移動すること自体を楽しみ、ビジネスホテルやサウナやネットカフェに泊まって、旅行だからと特別なことはせず、チェーン店で食べる。つまり、日常と同じようなことを違う環境でするのだという。読んでいて、同じことをやってみたくなるし、著者のことを羨ましく思ったりもする。もちろん、これは自分が「普通の生活」をしていて、隣の芝生が青く見えるのだと分かっているのだが、だから本書を読んで満足するのだ。
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生きていく上でのマインド面でのライフハックのような本。ものすごい何かがあるわけではないけど、心の持ちようでいくらでも変えられるみたいな。ちょっと手持ち無沙汰な時に読みたくなる。居住地を転々とする、決まった帰る家をあえて持たない方々は、今の時期どうしてるんだろう。生活面での考え方が変わったりするのかな。
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街を歩くのは嫌いじゃない。
歩くなら、自然の中よりも街や村がいい。
人の営みは
自然の営みに劣らない。
自然の雄大さとは別の
尊さと暖かさがが溢れている。
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人づきあいや人ごみが苦手で、38歳であり
ながらフリーターのような生活をしている
が、心は豊かな著者です。
日常とそこからちょっとズレた非日常を楽
しんでいます。
こういう人は幸せなのだと思います。
贅沢な食事をしなくても、有名な海外の観
光地に行かなくても人生は楽しいと感じら
れる心は一つの才能です。
「人生の太刀人」という言葉がぴったりで
す。
隣の町に行くだけでも著者のような「非日
常」を楽しむ心を持って出かけたいです。
ゆる旅がしたくなる一冊です。