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紙の本
真白に綴る愛しさは (幻冬舎ルチル文庫)
著者 伊勢原ささら (著),六芦かえで (画)
傲慢なエリート商社マンだった高槻(たかつき)士郎(しろう)は失脚をきっかけに辞職し、虚飾に満ちた生活を終わらせ雪深い山奥のガラス工房へと引きこもっていた。そんなとき、離婚...
真白に綴る愛しさは (幻冬舎ルチル文庫)
【電子限定おまけ付き】 真白に綴る愛しさは
05/07まで通常726円
税込 508 円 4ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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商品説明
傲慢なエリート商社マンだった高槻(たかつき)士郎(しろう)は失脚をきっかけに辞職し、虚飾に満ちた生活を終わらせ雪深い山奥のガラス工房へと引きこもっていた。そんなとき、離婚した妻が現れて「しばらく弟を預かってくれ」と言い出す。元妻に対する負い目から承諾したはいいが、心的トラウマからしゃべることができずホワイトボードに文字を書いて会話をする弟の凜に、人嫌いの高槻はどう接したらいいのかわからず戸惑う。ぎこちない同居生活を送るうち惹かれあってゆく高槻と凜だが……。【商品解説】
人嫌いの高槻が一緒に暮らすことになったのは口の利けない少年・凜。ホワイトボードを介して心を交わすうちに距離が縮まり……?【本の内容】
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電子書籍
凛が声を取り戻すまでの物語。
2022/09/11 01:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
B-PRINCE文庫の新人大賞で、奨励賞を受賞した作品を改稿した作品。
伊勢原ささらさんは、
「嫌われ魔物の大好きなひと」とか、喋れない+切ない系の描写が上手。
高槻士郎:32歳,
信濃のガラス工芸作家。元商社マン 30代、ゲイ。
草薙理沙子:士郎が3年前に別れた妻。
冷たい美貌のせっかちな女性。凛にはとても優しい姉。
草薙凛:17歳,
理沙子の母と愛人の子。
母の死後、母の愛人から様々な虐待を受けたことで、失語。
元妻が、離婚慰謝料の代わりに半年だけ預かってほしいと置いていった弟の凛。
凛は、理沙子の母が愛人との間に産んだ子。
7年前に母が死亡、その後行方知れずになる。
母の愛人と暮らしていた凛を理沙子が見つけた時、凛は声を失っていた。
信州にいたいと望んで、凛は高槻と暮らしだす。
凛が声を取り戻すまでの物語。
★挿絵担当の六芦かえで さんについて、何もプロフや情報が無いのが残念。
電子書籍
素敵なお話
2020/10/14 08:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミント - この投稿者のレビュー一覧を見る
長野の大自然とその自然に抱かれて、溶けていく頑なな人の心。暖かい素敵なお話でした。BLだってこと忘れちゃう(笑)
電子書籍
15歳差
2020/05/25 17:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
凛ちゃん(受け)が未成年っていうところにちょっと抵抗はありましたが、凛ちゃんとてもかわいいです。
虐待の話も出ているので、苦手な方はいるかもしれません。ただもちろん最後はハッピーエンド。
凛ちゃんがしゃべった時は思わず泣いてしまいました。
主治医の田丸先生がすごいいい人です。
最後は凛ちゃんめちゃめちゃ活発で明るい子になってて驚き…。
不器用な2人が日々寄りそって生活していく姿がとても素敵でした。
電子書籍
「うん・・・士郎さんが、ちゃんと入れるようにして」本文より。
2020/12/28 19:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウェルカム☆不憫受け好き!
ネタバレがあります。
長野の山奥にあるガラス工房で働く元商社マンの32歳攻め、精神的な理由から話すことが出来ない17歳受け。本編は攻め視点。短編と電子限定おまけは受け視点。
3年前に離婚した元妻に頼み込まれ、初夏から初冬の約半年間、攻めは元妻の弟である受けと同居することに。しかし預かると約束したものの、受けは精神的な理由から話すことが出来ず、人形のような作り笑いを浮かべるばかり。社交的とはいえない攻めは大いに戸惑いますが・・・
傷付き孤独の中にいた者同士が出会い、世話をしたりされたりすることで互いに理解を深め、やがては身も心も結ばれるお話でした。攻めも受けも痛ましい過去があって、それを乗りこえ人を愛するまでになった成長物語とも言えます。
個人的に好きなシーンは、攻めが受けの幸せを思って手放す決心をしたところです。愛しいがゆえに別れるーーーここは涙なしでは語れません。攻め視点の効果も絶大(涙)。
不憫受けどころか不憫攻めでもあった今作品、泣きたい人におすすめです。