αの花嫁 （角川ルビー文庫）

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

全く読めてませんでした。最後あれっ？ていう。クセがなく読みやすく、主人公の八方塞がりな状況にイライラ&少し同情。攻めがとでも人格者でした。

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投稿者：みっちー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

苦味はほんの少しだけ。出自国の悪巧みテイストだけです。カップルは2人とも善人で従順な愛情を育みます。エッチはオメガバースでは標準的。イラストの狼獣人が野性味少な目ですが、紳士的で甘々なアルファなので有りかなと思います。ホッとしたいときに読むのがベスト。タイトルから花嫁がαかと勘違いするので、タイトルはいまいちですね。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オメガが少なくて大事にされる世界観の中で、獣人が統べる国を見下し政治的に有利に進めるためにオメガを使おうとする受けの母国は最低なクズな国だったけれど、攻めは懐が深く頼りがいがあるスパダリでいっぱい愛されてこれからは幸せになるでしょう。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

天野先生にとって四冊目となるオメガバース作品です（あとがきより）。

ネタバレがあります。

●ファレナ王国の次期国王となるαの獣人攻め・カシウス
●Ωとわかった11歳の頃からスオウ国の王宮で暮らしていた受け・ライゼ
●幼い頃に両親を亡くしたライゼにとって唯一の家族である妹・エリス
●カシウスに命じられたライゼの世話役・ナール
●ストラチエ帝国の王族でαと偽称して受けを娶ったβの男・ヤティール

子供の頃に両親を亡くし妹と孤児院で暮らしていた受けは、世界的に数少ないΩであることがわかると王宮に引き取られ、αの番になるべく育てられました。そして受けは海の向こうにある国・ファレナ王国の次期国王である攻めのもとへ嫁ぐことに。しかし受けはこの結婚に、不安と恐ろしさを感じます。なぜなら受けにとっては二回目となる結婚であり、大切な妹を母国で人質に取られているからです。そのうえ攻めは人ではなく獣人で・・・

攻めのもとへ嫁ぐことに不安と恐怖しかなかった受けが、実は「運命の番」だった攻めと番になり幸せに暮らすお話です。

秘密を守るため嘘をつき、攻めを騙すことになって心を痛める受け（涙）。攻めの真心と愛に応えるため、真実を打ち明けるべきか否か悩む受けに、母国から残酷な命令が出されます。ここのシーンは泣きました〜！でも受けのピンチには必ず攻めが登場するのでご安心下さい。

また、攻めの「意地悪」に気付かない受けの純粋さが尊いです。だから攻めも「意地悪」をすぐやめちゃう（笑）。

そして獣人と人のエッチに注目するのもいいですが、あとがきによると「意識してキスシーン」が書かれているそうなので、そちらも要チェックです。

ただ残念なのが受けが昔、なぜ誘拐されてどうして攻めが助けることになったのか、その経緯を詳しく知りたかったです。怪しい集団と攻めが遭遇しただけなのかな？