転生令嬢のブライダルプランは少々破天荒につき （角川ビーンズ文庫）

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投稿者：op0209　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

※若干ネタバレあるかも


お仕事系によくある、章ごとに一人の依頼人が現れてその悩みを解決するのがメイン、みたいなストーリー展開ではなくて、
ブライダルサロンは自領の新商品を王都に売り込むための手段で、
ヒロインは、結婚式プロデュースを通して実家の危機のために奔走している感じ。

あらすじに出てこないけれど、第二王子がけっこう関わってくる。
持ち越す問題はなくてきちんと終わってるけど、なんとなく「これから」感があって、続きが出るなら読みたい。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】
財政難のオルブライト男爵家は一年で財政回復させなければ爵位剥奪と申し渡されてしまう。
ショックで前世ブライダルプランナーだった記憶を思い出したフレデリカは必死で足掻き、
バートリー商会を営む伯爵家のエリシオと手を結んで資金繰りのためにひっそりとブライダルプランの提供を始めるが……

。これ、続きが出るのだろうか。
続きが出るならいいけど出ないと財政問題は解決しないままな上、
恋愛面の進展もほとんどないし、
リオハルト殿下に政略結婚主流の貴族社会に打撃を与えると指摘された件も感情論と根性論以外解決案ないままなのだが。

基本的に場当たり的な対処しかできないし、長期的視野がない男爵家が
国境に領地持ってるのは危険だから取り上げたい王家の意向はめちゃめちゃわかるんだよなぁ。
とはいえ、条件は「財政難の回復」だったので、最後に多少前向きに目処が立ってきたよって報告したら「砦の役割も果たさないとだめだよ」は後出しすぎて問題では。
王家が勝手に条件変更して反故にしようとしてる方がヤバイ。

というか、爵位剥奪したい一番の理由が、言及してなかった砦の役割云々だったなら、
当初エリシオがオルブライト支援として提示した食品加工案でもダメダメでしたね。
まぁ財政難をどうにかするために品種改良しようの発想しかない領主と領民はかなりどうかと思うからなんとも。

あと主人公も領地を救いたいからブライダルプランで人々を幸せにしたいに方針展開しててブレブレな感じもあり。
その辺り続編出してフォローしてほしいんだけどなぁ。

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投稿者：プリンママ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

家の爵位剥奪の可能性を宣言された貧乏令嬢・フレデリカが手を差し伸べてくれた伯爵令息のエリシオと一緒にブライダルを提供して挽回を図るというストーリー。家族の為に前世の知識を生かして領地を守ろうと頑張ります。別人のふりをしてサロンを経営するなど設定的に厳しい部分もありますが、毛色の変わったストーリー展開で良かったです。