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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/05/20
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05901-5
読割 50
紙の本
沖縄米軍基地全史 (歴史文化ライブラリー)
著者 野添文彬 (著)
沖縄に米軍基地が集中しているのはなぜか? 沖縄戦から現在に至るまでの通史を描き、米国・日本・沖縄社会が基地をいかに位置付けてきたのかを検討。普天間基地移設など課題を多く残...
沖縄米軍基地全史 (歴史文化ライブラリー)
沖縄米軍基地全史
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商品説明
沖縄に米軍基地が集中しているのはなぜか? 沖縄戦から現在に至るまでの通史を描き、米国・日本・沖縄社会が基地をいかに位置付けてきたのかを検討。普天間基地移設など課題を多く残す問題の淵源に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
在日米軍基地面積の七割以上が存在する沖縄。なぜ米軍基地が沖縄に集中し、今日まで維持されてきたのか。沖縄戦から現在に至るまでの通史を描き出し、各時期の東アジアの安全保障体制のなかで米国・日本・沖縄社会が基地をいかに位置付けてきたかを検討する。普天間基地移設や日米安保など、いまだ課題を多く残す問題の歴史的淵源を知るための好著。【商品解説】
目次
- 「沖縄基地問題」とは何か―プロローグ/沖縄米軍基地の形成 沖縄戦からサンフランシスコ講和へ(沖縄戦と基地建設の開始/米国の戦後基地計画/冷戦の開始と米国の沖縄保有決定/サンフランシスコ講和条約第三条の成立)/沖縄への米軍基地の集中 五〇年代~六〇年代(米国の沖縄長期保有方針/沖縄米軍基地の拡大と現地の抵抗/安保改定と沖縄)/米軍基地のさらなる集中と固定化 沖縄返還とその後(沖縄返還合意への道/沖縄返還の実現/ベトナム戦争後の沖縄米軍基地の再編)/普天間・辺野古問題の迷走 冷戦後(冷戦終結と普天間飛行場の返還合意/在日米軍再編協議/民主党政権の迷走と尖閣問題/安倍政権と「オール沖縄」の対立)/「沖縄基地問題」のゆくえ―エピローグ
著者紹介
野添文彬
- 略歴
- 〈野添文彬〉1984年滋賀県生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。沖縄国際大学法学部准教授。博士(法学)。著書に「沖縄返還後の日米安保」など。
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本土の基地が減った分、沖縄の基地が増えた
2020/10/31 20:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄の諸問題を、他人ごととしてとらえている日本人が多い。
そりゃ、自分は沖縄県人じゃないから、というかもしれないが、
それはまちがいだ。
沖縄県民だから沖縄のことが大切なのではなくて、
日本人だから沖縄のことが大切なんだ。
いま沖縄に基地が集中しているのは、
沖縄に固有の原因や理由があるわけではなく、
日本の都合があるだけなのだ。
本土の基地が減った分、沖縄の基地が増えた、という
単純にして知られていない現実を、
日本人ならば、知らなければならない。