宗教別おもてなしマニュアル イスラム、ヒンズー、ユダヤ教… （中公新書ラクレ）

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、宗教学者であり、また作家として活躍され、2001年に刊行された『オウム　なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』で一躍名を知られるようになった島田裕巳氏の作品です。同氏には、『戒名』、『個室』、『創価学会』、『神社崩壊』、『0葬』などの話題作もあります。同書は、これまでの学問的な内容ではなく、楽しく外国文化・特に宗教による文化的差異が分かる一冊です。例えば、「ハラール」とは何か、酒を飲む人がいるのにも関わらず、その反対にアルコール消毒まで禁止の人もいるというイスラム教徒の実態について、さらにはヒンズー教徒にとってはうどん屋の出汁がタブー、アメリカ人でもユダヤ教徒はチーズバーガーはダメ、ユダヤの安息日はスマホもいじれない、などといった我が国にやってきた異教徒をもてなす際に押さえておきたいポイントを宗教別に解説した入門書です。ホテルやレストラン、さらには観光地のスタッフには必読の一冊かもしれません！

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投稿者：広島の中日ファン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

宗教別に、食べるのはタブーとされる食物などを、イスラム教、ヒンズー教、ユダヤ教について紹介した1冊です。
　主にイスラム教について紙幅を充て、ヒンズー教とユダヤ教についてはあまり紙幅が割かれていません。ヒンズー教とユダヤ教については、もっと詳しく知りたかったです。
　ですが、イスラム教については知らなかった事例が多く、勉強になりました（ハラール認証の歴史などについて）。