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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/06/25
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/153p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-022972-2

紙の本

その日の予定 事実にもとづく物語

著者 エリック・ヴュイヤール (著),塚原史 (訳)

【ゴンクール賞(2017年)】いちばん大きなカタストロフは、しばしば小さな足音で近づいてくる−。第二次世界大戦前夜、ナチスによるオーストリア併合に至る舞台裏を、歴史の断片...

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その日の予定 事実にもとづく物語

税込 2,310 21pt

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商品説明

【ゴンクール賞(2017年)】いちばん大きなカタストロフは、しばしば小さな足音で近づいてくる−。第二次世界大戦前夜、ナチスによるオーストリア併合に至る舞台裏を、歴史の断片から描き出す。歴史書には記載されない事実に基づく物語。【「TRC MARC」の商品解説】

「いちばん大きなカタストロフは、しばしば小さな足音で近づいてくる」。第二次大戦前夜、オーストリア併合に至る舞台裏を、事実の断片から描き出す。大企業家とナチ高官との秘密会合、オーストリア首相を恫喝するヒトラー、チェンバレンを煙に巻くリッベントロープ…。彼らの卑小で時に荒唐無稽な行動・決断が、世界を破局に引き込んでゆく。事実に基づく物語。仏ゴンクール賞(2017)受賞作。【商品解説】

目次

  • 主な登場人物
  • 1 秘密の会合
  • 2 仮 面
  • 3 儀礼的訪問
  • 4 脅 迫
  • 5 ベルクホーフの会見
  • 6 やむを得ない決定
  • 7 絶望的な企て
  • 8 電報を待った日

著者紹介

エリック・ヴュイヤール

略歴
〈エリック・ヴュイヤール〉1968年フランス生まれ。作家、映画監督。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ナチスに悪行を擦り付けるドイツの大企業

2022/12/05 17:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

仏ゴンクール賞(2017)受賞作、事実にもとづく物語という副題のとおり、オーストリア併合に至る舞台裏を歴史の断片から描き出す骨の太い作品。冒頭に登場するドイツの大企業家たちとナチの高官たちとの秘密の会合、これを読んでいて私は「やっぱりな」と思った、彼らは強制収容所の囚人たちを働かせて戦時中に巨額の富をさらに膨らませた、そして戦後は、戦争責任をヒトラーとナチの高官に押し付けた、この会合に参加した大企業は今でもドイツの、そして世界の大企業だ、私はドイツ人は戦争犯罪を都合よくヒトラーたちの責任にしているのではないかと常々思っていたから、さもありなんなのだ。この小説に登場するドイツ兵を熱狂的に歓迎するオーストリアの少女たちにも同じ思いがした、彼女たちが今でも生きているとしたら本音をききたいものだ

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紙の本

いちばん大きなカタストロフは、しばしば小さな足音で近づいてくる

2021/02/15 16:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ゴンクール賞」 Prix Goncourtは、1902年に創設された「フランスで最も権威のある文学賞のひとつ。その年最も独創的な散文作品(主に小説)に贈られる。受賞作品はその年のフランス文学を代表する作品として捉えられ」ている(Wikipedia)。本書は2017年の受賞作品だが、邦訳書で153頁と薄い。過去に読んだ2006年ゴンクール賞受賞作として、ジョナサン・リテル著『慈しみの女神たち』(集英社、2011)があった。数多の命を奪ったナチ親衛隊の将校であり、今は変名を使ってフランスで老いた日々を暮らすマックス・アウエの回想の物語。上下二巻上下二段総頁数1000頁読破に2か月を要した大著の同書に比べると、いかにも「軽い」という印象を受ける。もちろん頁数の多寡で「その年の仏文学代表作」が決まるわけではないが、受賞理由も探りつつ一気に読んだ。
本書は、ナチス・ドイツによるオーストリア併合から第三帝国崩壊までの第二次大戦の歴史を、断片的な出来事、それも重要な事件の舞台裏を使う形で描いた物語である。解説によれば、邦訳タイトル副題にあるように、著者が膨大な資料を読み込んで、その中から選んだ「事実にもとづく物語」である。このような手法による作品を、フランスでは「レシ」事実小説と呼ぶらしい。「ノンフィクション」ということだろう。
史実を題材にした小説として、ローラン・ビネ著『HHhHプラハ、1942年』(東京創元、2013)があった。これは映画化もされた(『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』Anthropoid,2016)。この小説は、まさにその現場にいたかのようなリアルな描写の間に著者の現在が描写されるという入れ子構造になっていた(因みに、この本は2010年ゴンクール賞最優秀新人賞を受賞。同じような構成かと思ったのだが、全16章の断片的なエピソードが淡々と綴られていく。しかも、例えば第二次世界大戦を決定づけたミュンヘン会談などは、どうでもいいような些細な出来事の描写で、その会議の失敗がほのめかさる。また、オーストリア併合時のドイツ軍侵攻の裏には、兵器が故障するというヘマがあったという、歴史に隠れてしまった事実が描かれる。ホロコーストへの途も、ユダヤ系市民が自殺して発見されるまで放出されるガス料金が延滞することを恐れ、ウィーンのガス会社がユダヤ人へのガス供給を停止した、という形で描かれる。巧みにコラージュされた様々なシーンは、ブラック・ユーモア的なところもあれば、滑稽だったり、また、怖かったりするシーンとして描かれる。
読み進めるうちに、まるで映画撮影前に用意される、絵コンテを見ているように感じた。著者は映画監督であるということで納得できた。「何が本当に起こったのか、私たちは決してしることがないだろうし、実際にはだれが話していたかのかも、もはや知ることがない。当時の映画が驚異の魔術を通じて私たちの記憶そのものになっている。世界戦争とその前兆はあの再現なく繰り返される映画の中に取り込まれ、そこで私たちはもう何が真実で何が虚偽なのかを区別できない。」と著者は述べている。「いちばん大きなカタストロフは、しばしば小さな足音で近づいてくる。」後で知ることとなった裏の事件や背景に基づき、臨場感のある、しかし、ミニマリスト的な情景描写でしか、事実は把握できないということであろうか。フランス作家に共通した現代史、とくに対独協力の責任に向かい合うフランスでは、過去の事実の文学的な掘り返しが多い。一種の「社会リアリズム」的手法であるが、これに映画手法を融合させた新しい「レシ」事実小説というところがゴンクール賞受賞の理由であろうか。

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2020/10/04 18:10

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2021/12/28 09:06

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2020/12/04 00:53

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2020/10/06 19:41

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2020/10/26 09:41

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2020/11/16 21:22

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2021/02/26 21:42

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2022/03/03 22:41

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