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紙の本
発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ (角川文庫)
著者 小倉ヒラク (著)
ヒトと発酵の出会い、みそ作り、日本各地で出会った個性的な発酵食品…。見えない発酵菌たちのはたらきをデザインを通して可視化する著者が、文化人類学の方法論を駆使して、人間と微...
発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ (角川文庫)
発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ
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商品説明
ヒトと発酵の出会い、みそ作り、日本各地で出会った個性的な発酵食品…。見えない発酵菌たちのはたらきをデザインを通して可視化する著者が、文化人類学の方法論を駆使して、人間と微生物の織りなす不思議な世界を紹介する。〔木楽舎 2017年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで“発酵”に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵とは、見えない自然を捉え、ミクロの生物と関係を結び、暮らしの中に喜びを埋め込む。この総体が発酵文化であり、そのローカル文化を通して人類の不思議を解くのが「発酵文化人類学」。発酵には、オーガニック、美容、ライフスタイル、イノベーションへの発展の側面があり、単なる食品にとどまらず、人間にとっての未来の可能性があり、歴史・文化を見直すきっかけになる。発酵は、今、人類の未来を左右する最も注目を集めている分野のひとつと言える理由がそこにある。
著者は発酵のしくみや人間と微生物との関わりを学ぶ中で、発見した。発酵には未来と過去があり、“微生物と人間の共存”は社会を見直すキーワードそのものだということを。
生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説した待望の文庫化。参考文献満載。解説・橘ケンチ(EXILE)
【商品解説】
目次
- はじめに 発酵をめぐる冒険に、いざ出発
- Column1 発酵ってそもそも何ぞや?
- PART1 ホモファーメンタム
- 発酵する、ゆえに我あり
- 解説
- Column2 発酵と腐敗を分かつもの
- PART2 風土と菌のブリコラージュ
- 手前みそとDIYムーブメント
- 解説
- Column3 発酵文化の見取り図
著者紹介
小倉ヒラク
- 略歴
- 発酵デザイナー。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家たちと商品開発やワークショップ、イベント、講演会などを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学び、山梨県に発酵ラボを作り、日々菌を育てている。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。大学で発酵学の講師を務めるほか、海外でも活動。2019年渋谷ヒカリエで発酵ツーリズム展を開催。20年4月には下北沢に『発酵デパートメント』ショップをオープン予定。
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発酵から日本を見る。
2020/08/23 10:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
味噌、日本酒といった日本の発酵食品から、日本を見つめられました。
発酵の良さを自分なりの形で極めて、それを皆に広めようと取り組む人たちが紹介されています。
また、発酵の仕組みの解説が、たいへんわかりやすく、いままで色々な本を読んでも理解しきれていなかったことが、すっきりとわかりました。