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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/06/11
- 出版社: くろしお出版
- サイズ:22cm/165p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87424-836-2
紙の本
今そこにある多言語なニッポン
著者 柿原 武史 (編),上村 圭介 (編),長谷川 由起子 (編)
「日本=日本人が日本語を話す国」じゃない!? イスラム横丁、LINEスタンプ、地方自治体のホームページから見る多言語対応…。多様なニッポンの現状を、言語と人々に焦点を当て...
今そこにある多言語なニッポン
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商品説明
「日本=日本人が日本語を話す国」じゃない!? イスラム横丁、LINEスタンプ、地方自治体のホームページから見る多言語対応…。多様なニッポンの現状を、言語と人々に焦点を当てて描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
日本は「日本人が日本語を話す国」じゃない!? 多様な人々が暮らすニッポンの多言語な状況を、さまざまな視点から紹介。イスラム横丁、LINEスタンプ、小学校現場から「やさしい日本語」まで。知れば世界が豊かになる。
■「まえがき」より
最近、大都市だけでなく、どこに行っても外国人の姿を目にするようになりました。観光地を訪れると、世界各地からの観光客であふれかえっています。また、よく行くコンビニや飲食店の店員さんが外国出身の方だと思われることも多くなりました。そんな「出会い」はあっても、そうした人たちと話したり、一緒に行動したりする機会は案外少ないのではないでしょうか。すぐ近くにいる異なる言語や文化を背景に持つ人々が、遠い存在になっているのは不自然と言わざるをえません。
そこで、ことばの教育に携わる筆者らは、より多くの人が、日本で話されているさまざまな言語に関心を持ち、その話し手たちを身近に感じられるきっかけを作りたいと考えました。
(中略)
本書ではさまざまなことばが使われている「多言語な」現場を覗いてみます。具体的な現場を垣間見ることで、いかに日本が多言語な空間であるのかを実感できることでしょう。本書では、これまで何となく日本語が話されている空間として捉えられてきた日本のイメージとは異なる多言語な空間として「ニッポン」という用語を用います。さあ、私たちと一緒に多言語なニッポンに出かけませんか。【商品解説】
目次
- 序章 今、そこにある多言語な世界
- 柿原武史
- 第Ⅰ部 ニッポンの多言語な現場から
- 第1章 イスラム横丁とコプト正教会から見る多言語な日常
- 榮谷温子
- 第2章 日本人の手を離れるニホンゴ
- 上村圭介
著者紹介
柿原 武史
- 略歴
- 〈柿原武史〉大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。関西学院大学商学部、同大学大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。
〈上村圭介〉大東文化大学外国語学部教授。
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日本語と外国のことば
2021/06/08 18:48
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投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在、日本語だけではコミュニケーションが
成立しない人たちと共に暮らす社会であること、
見ているようで見えていない事、気づいていない事などを
考えるきっかけをいただける一冊だと思います。