装うアルファ、種付けのオメガ 財閥オメガバース （Ｂ−ＢＯＹ ＳＬＡＳＨ ＮＯＶＥＬＳ）

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『小説オメガバースアンソロジー』に掲載された水壬楓子先生初のオメガバース作品「heat capacity」とその後の書下し続編を収録。

ネタバレがあります。

藤院家のα攻め、αと偽る沙倉之家後継者のΩ受け、受け視点。

受けはΩでありながらαと偽り、五大財閥の一つ沙倉之家の後継者に相応しい働きをしていました。しかしΩ特有の熱を発散させる必要があるため自ら高級娼館を経営し、男娼「ジョーカー」となって客をとっていたある日、見覚えのある人物が今夜の相手になります。彼は同じ五大財閥の一つ藤院家のひとりで、幼少期に交流のあったαでした・・・

「heat capacity」のその後「装うアルファ、種付けのオメガ」を読みたくて購入しました。二人の間に双子の男の子が生まれて６年が過ぎ、家族四人が幸せに暮らしていたところ、疎遠になっていた受けの実家によって家族がバラバラになる展開に！

つ、ツライ〜（涙）。でもハッピーエンドなのでご安心ください。ママが大好きな双子ちゃんとパパが大健闘します。そして常に強気だった攻めの思いがけない一面も見ることが出来てグッときました。

ただ帆高が受けにかけたモーションのフォローが無く、演技にしても必要だったのかと疑問が残りました。

花や樹木の名を冠する他の五大財閥や、東西南北が由来？の他の「新興」も気になります。せっかく「財閥オメガバース」と銘打っているので他にもカップルが出てこないかな・・・

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アルファでないと財閥の跡継ぎになれないからとオメガの主人公はアルファを装う。そのため持て余す熱の発散に自ら経営する娼館で最高級の仮面の娼婦となっていた。
ある日客として訪れたアルファの男が主人公の正体を見破り取引を持ち掛け…

漫画の原作小説「heat capacity」とその後のエピソードで、結婚後双子の子どもを引き取ろうと画策する主人公の実家の横暴に対抗する「装うアルファ、種付けのオメガ」の二編。