軍旗はためく下に 増補新版
著者 結城昌治 著
歴代直木賞受賞作中の白眉である(浅田次郎『コレクション戦争と文学11 軍隊と人間』解説より)敵前逃亡・奔敵、従軍免脱、司令官逃避、敵前党与逃亡、上官殺害。陸軍刑法上、死刑...
軍旗はためく下に 増補新版
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商品説明
歴代直木賞受賞作中の白眉である(浅田次郎『コレクション戦争と文学11 軍隊と人間』解説より)
敵前逃亡・奔敵、従軍免脱、司令官逃避、敵前党与逃亡、上官殺害。陸軍刑法上、死刑と定められた罪により、戦地で裁かれ処刑された兵士たち。戦争の理不尽を描いた直木賞受賞作に著者の自作再読エッセイを収録した増補版。
〈解説〉五味川純平
〈巻末エッセイ〉川村湊
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軍旗はためく下に
2020/07/31 22:27
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:denndennmakimaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦中に実際に起きた軍事裁判に題材をとったフィクション小説。
初版発行時にはまだ在名していたモデルの人物でいたであろうから、フィクションの形式をとらざるを得なかった事情も伺える。
しかし内容は、ほぼ実際に起きた事件をなぞらえているようだ。
戦陣訓が生んだ悲劇の数々。
戦時下での軍事法廷での出来事とは言え、否、戦時下の司法だからこそ、司法の暴走もまた止めることはできなかった。
検察司法、裁判所への信認が揺らぐなか、戦後75年のいま、法曹界関係者に読んで欲しい一冊。
軍旗はためく下に
2020/08/20 14:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなに理不尽なことがあったのかと思うと気持ちのやり場がありませんし、言葉もありません。何があったのかを知りたいと思っているので、読んで良かったです。