- 販売開始日: 2020/07/17
- 出版社: 光文社
- ISBN:978-4-334-91357-1
哄(わら)う北斎
著者 望月諒子
イタリアの美術館から盗まれたクリムトの絵画が発見される。その絵を入手したのは評判の悪い美術商・吉崎為一郎だ。一方、明治初期に日本美術を精力的に集めたフェノロサのコレクショ...
哄(わら)う北斎
商品説明
イタリアの美術館から盗まれたクリムトの絵画が発見される。その絵を入手したのは評判の悪い美術商・吉崎為一郎だ。一方、明治初期に日本美術を精力的に集めたフェノロサのコレクションが密かに買い戻されていて、そこには北斎の一級品の肉筆画が存在しているという。突然日本に現れた「クリムト」。美術愛好家たちを奮い立たせる幻のコレクション「北斎」。騙し騙され、日本の美術界をめぐる、絵画ミステリー第3弾!!
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北斎不在
2020/10/01 20:37
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前知識なし、表紙買いで手に取ったので、現代モノでしかも美術ミステリーだと思わなかった…北斎の生涯を描いた小説だと思っていたのに、読み進めても当然北斎本人は出てこない。しかも、いきなりクリムトだったし、最終的にレンブラントだったし。
登場人物が多くて途中からメモしながら読んだし、美術泥棒やらマネーロンダリングとかマフィアとかフェノロサコレクションとか不穏な雰囲気爆発です。
イロイロすったもんだあって「あれ?誰が得して、誰が損した?」って分からなくなっちゃった。