- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/08/26
- 出版社: ホーム社
- サイズ:19cm/236p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8342-5338-2
紙の本
ぼくは挑戦人
著者 ちゃんへん. (著),木村元彦 (著)
世界で活躍するプロパフォーマーのアイデンティティをめぐる長い旅。「向かい風へと走り続けたら、身近に触れる幸せにたどり着いていた。 “生き方”を強烈に問いながらも、じんわり...
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商品説明
世界で活躍するプロパフォーマーのアイデンティティをめぐる長い旅。
「向かい風へと走り続けたら、身近に触れる幸せにたどり着いていた。
“生き方”を強烈に問いながらも、じんわり温かい、壮大な旅の軌跡がここにある」
――フォトジャーナリスト・安田菜津紀氏
「在日として生まれ、生きることが、こんなにも痛くて、楽しくて、切なくて、
おかしくて、愛おしくて、力強いって、知ってました? 」
――映画評論家・町山智浩氏
在日コリアンが集住する京都ウトロ地区出身。根強い民族差別を背景に、小学校時代は苛烈ないじめに遭う。
中学2年の時にジャグリングに出会い、各種大会で優勝。ビートたけし氏からの助言を受け、翌日大学に退学届を
提出し、プロパフォーマーとして海外で活躍。これまで82の国と地域で舞台を踏んだ。
現在は大阪を中心とした学校での講演活動が話題を呼んでいる。
本書は、これまでのいじめ体験、そして自らのアイデンティティに悩むも、世界での様々な出会いによって
答えを見出した著者が、半生を振り返る一冊。構成はノンフィクションライターの木村元彦氏。
著者:ちゃんへん.
本名は金昌幸(キム・チャンヘン)。1985年、京都府宇治市生まれ。中学2年の時にジャグリングと出会い、
翌年には米国のパフォーマンスコンテストで優勝。『大道芸ワールドカップ2002』では出場者中最年少17歳ながら
人気投票1位を獲得。高校卒業後は海外で本格的にプロパフォーマーとして活動し、これまで世界82の国と地域で
公演。マイケル・ジャクソン、金正恩の前でもパフォーマンスを披露した。
オーストラリア『第50回ムーンバフェスティバル』にて最優秀パフォーマー賞を受賞。
2009年からは活動の拠点を日本に置き、現在は国内外で年間200を数える公演を行っている。
構成:木村元彦(きむら・ゆきひこ)
1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。主な著書に『オシムの言葉』(集英社文庫)、
『蹴る群れ』(集英社文庫)、『無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代』(ころから)など。
【商品解説】
著者紹介
ちゃんへん.
- 略歴
- 〈ちゃんへん.〉1985年京都府生まれ。中学2年でジャグリングと出会い、翌年には米国のパフォーマンスコンテストで優勝。高校卒業後はプロパフォーマーとして活動。
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ありがとう
2020/10/24 02:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Risa - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本に出会えてよかったです。感謝しています。
紙の本
ただ者ではない
2021/01/09 18:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:メイコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書名の通り、葛藤し、考え、行動して、また葛藤する『挑戦の人』の物語。第1章から『あとがき』まで、そこここに置かれたキラキラ光る言葉を見つけながら夢中で読み進みました。
第1章は、読むことを中断するほど辛く苦しい。そして、その先に待つ破壊力のある母の言葉に、私も激しく揺さぶられ吹き飛ばされ叩きのめされました。
著者は『僕自身の半生の物語』と記していますが、冒険譚から現代史、旅行記、ハウツー物、ビジネス書、ジュブナイル小説など色々な顔が垣間見え、小説の可能性も感じる表現力。
行動する自分を冷静に見つめるもう一人の自分と会話することでしか真実の自分にたどり着くことはできないし、それを証明できるのは自分だけ。わかっていても、身を削り苛むその苦しみに、つい目を逸らし、楽な道を選び勝ち。でも、いつもと違うアプローチを試してみようかと思わせてくれた本です。
そして、著者が本業というジャグリング。YouTubeで見ました。スゴイスゴイ!!いつか、ちゃんへん。さんのパフォーマンスを目の前で見ることがポストコロナのWishing Listのひとつになりました。