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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/08/31
- 出版社: コモンズ
- サイズ:19cm/385p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86187-167-2
紙の本
甘いバナナの苦い現実
私たち日本人の身近にある果物バナナはなぜ安いのか? 主な輸入先のフィリピン・ミンダナオ島では農薬の空中散布による健康被害が目立つ。栽培・流通の知られざる現状を詳細に調査し...
甘いバナナの苦い現実
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商品説明
私たち日本人の身近にある果物バナナはなぜ安いのか? 主な輸入先のフィリピン・ミンダナオ島では農薬の空中散布による健康被害が目立つ。栽培・流通の知られざる現状を詳細に調査し、エシカルな消費の在り方を問いかける。【「TRC MARC」の商品解説】
名著『バナナと日本人』から約40年。バナナを通して世界と日本を見つめ直す。日本人がもっとも多く食べている果物バナナはなぜ安いのか?主な輸入先のフィリピン・ミンダナオ島では農薬の空中散布による健康被害や不公正な多国籍企業の活動が目立つ。栽培・流通の知られざる現状を詳細に調査し、エシカルな消費の在り方を問いかける。【商品解説】
目次
- 序 章 そんなバナナ!?――意外と知らないバナナの話 石井正子
- 一 意外と知らないバナナのこと
- 二 フィリピンの人たちが食べているバナナ
- 三 バナナから見えてくること
- 四 『バナナと日本人』が投げかけた問い
- 五 21世紀にバナナが投げかける問い
- 第1章 ミンダナオ島で輸出用バナナが作られるようになるまで 石井正子
- 一 なぜミンダナオ島で広がったのか
- 二 スペインの植民地化に抵抗した南部、植民地化された中北部
収録作品一覧
そんなバナナ!? | 石井正子 著 | 9−32 |
---|---|---|
ミンダナオ島で輸出用バナナが作られるようになるまで | 石井正子 著 | 33−68 |
バナナ栽培に関わる企業と人びと | 石井正子 著 | 70−126 |
著者紹介
石井 正子
- 略歴
- 〈石井正子〉立教大学異文化コミュニケーション学部教授。専門はフィリピン研究、紛争研究。著書に「女性が語るフィリピンのムスリム社会」など。
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あらためてバナナを考える
2021/07/19 08:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かにバナナは他の果物に比べて安価である。甘いし、腹も満たしてくれる。りんごやみかんは季節のものとして味わうことが出来るが、価格相場も気になる。他方、1年中店頭に並ぶバナナ。知っておかなくてはならない事が詳しく書かれている。店頭で生産地や企業名などチェックしてみると本書の指摘通りだ。
生産地、生産者のことも考えることがバナナには欠落していたようにも思う。多くの問題が含まれており食の問題として強い関心をもっていきたい。