下町はなぜ人を惹きつけるのか?~「懐かしさ」の正体~
著者 三浦 展
明治維新の30年後に「ふるさと」が注目され、敗戦の30年後に「下町」が発見された――。下町はかつて工場からの煙が立ち上る、「近代」の象徴でもあった。やがて東京の重心は山の...
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商品説明
明治維新の30年後に「ふるさと」が注目され、敗戦の30年後に「下町」が発見された――。下町はかつて工場からの煙が立ち上る、「近代」の象徴でもあった。やがて東京の重心は山の手に移動し、高度成長期を経て下町はノスタルジーの象徴として「発見」された。果たして、日本人は下町の姿に何を見出しているのだろうか? 人々の暮らしや住まい、娯楽を中心に、「ディスカバー・下町」された13の街の実像をひもとく。
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上質な下町論
2024/02/01 14:34
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京の下町の流れを江戸時代から続く第一下町(日本橋・神田・京橋)、明治期に入って認識された第二下町(浅草・下谷・芝)、別荘地が工業地帯に変貌した第三下町(深川・墨田・荒川)、荒川沿いに栄えた工場と赤羽・王子の発展が見られた第四下町(北・足立・江戸川・葛飾)といった分類方法が面白い、上質な下町論を読ませていただきました