花街の用心棒 二 雪が宮廷の闇を照らす
腕利きの女用心棒・雪花(せつか)は、美貌の大貴族・紅志輝(こう しき)の命で後宮勤めを続けている。 暗殺未遂の犯人は判明したが、黒幕は知れぬまま。そんななか雪花はある偶然...
花街の用心棒 二 雪が宮廷の闇を照らす
商品説明
腕利きの女用心棒・雪花(せつか)は、美貌の大貴族・紅志輝(こう しき)の命で後宮勤めを続けている。
暗殺未遂の犯人は判明したが、黒幕は知れぬまま。そんななか雪花はある偶然から、亡き姉の面影を宿す侍女に気づく。姉は残酷な運命をたどっていて……。
さらに、雪花の正体に勘づいた王により、密かに雪花と志輝の関係に警戒態勢を敷かれることに。
一方、志輝は国家転覆をもくろむ男へと急接近していた。男の行動も貴妃暗殺未遂も、雪花が全てを喪った宮廷の闇が関わっていて――? 因縁の真実が明かされる!
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やっと出た2巻…!
2021/01/29 16:17
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一巻で気になっていた黒幕の正体が怒涛の展開で判明していったり、雪花と志輝の距離が近づいていくシーンなど、読み終わってまだ少し放心状態です。
しばらくしたら、もう一度読み返そうかな。
一巻よりも分厚くて読み応えがありました。
彼女の結末は賛否両論だと思うけど、個人的には良かった。
2021/06/16 00:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレ】
雪花や志輝の過去と宮中で渦巻く因縁が明らかになる2巻目。
親世代のツケを子世代が払わされてる。
美桜の境遇が辛すぎて重い。
雪花がすでに死んだと思っていたからこそ、復讐だけを胸に生きてきたんだろうなぁ。
持続するほどの強い怒りと執念がなければ自死を選んだだろうと思うほどの境遇だし、
そこから救い上げてくれた主人と共に最期を迎えたいと思う美桜の方に共感してしまったわ。
もはや生き別れの妹よりも長く共に過ごしただろうし、唯一の生きる理由だったんだろうなぁ。
そりゃ雪花や王に再会できても生きることを望まないわけだ。
むしろ、別れている間に汚れて堕ちてしまってるからこそ、
もう昔のようにとは望めなかったんだろうと思うと、美桜はこの結末以外ありえなかったね。
一方で、一巻のときから苦手意識があったヒーロー志輝だけど、今回明確に嫌いに傾いたわ。
雪花が本気で嫌がっても気にせず我欲を押し通すのが不快。
過去の因縁が明らかになった後の態度も含めてコイツ完全に自分のことしか考えてないやつだ。
病んでるヒーロー好きなら楽しめるかもしれないけど、本気で拒絶してる主人公を見ると嫌なやつにしか見えない。
でも将来的には絆されてしまうんだろうなぁ。
そもそも雪花を気に入った理由が明確でない上、
ただひたすら雪花が欲しい、自分から離れていくのは許さない、時々襲ってしまいたくなる、嫌われたくない。と全部自分のことばかりで、
雪花が何を喜ぶのか、何を望むかをほとんど考えずにひたすら自分の望みを押し付けるだけ。
迷惑がられても気にしない。
自分は一緒にいられて楽しいから雪花が嫌がっても構わない。
四十この態度で普通に腹立つのだが。
雪花が好きならもう少し雪花のことを考えてやってほしいわ。
全部自分中心すぎて、このヒーロー全然オススメできない。雪花逃げて。