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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/01/29
- 出版社: 草思社
- サイズ:20cm/498p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7942-2494-1
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
水の大陸アジア ヒマラヤ水系・大河・海洋・モンスーンとアジアの近現代
世界最高峰のヒマラヤ山系に発する幾多の大河が流れるアジア。その水が人びとの暮らしを支え文明のかたちを定め、水をめぐって格差が生まれ闘争が生まれる。アジアの近現代を「水」と...
水の大陸アジア ヒマラヤ水系・大河・海洋・モンスーンとアジアの近現代
水の大陸アジア:ヒマラヤ水系・大河・海洋・モンスーンとアジアの近現代
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商品説明
世界最高峰のヒマラヤ山系に発する幾多の大河が流れるアジア。その水が人びとの暮らしを支え文明のかたちを定め、水をめぐって格差が生まれ闘争が生まれる。アジアの近現代を「水」という次元から検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
世界最高峰のヒマラヤ山系に発する幾多の大河が流れるアジア。
その「水」の恩恵と災厄との格闘がそのままアジアの歴史でもある。
水の確保が人間の生活を支え、文明のかたちを定めてきた。
アジアが現在、世界人口の過半数を擁するのは、自然増加ではなく
綿々と続く水との格闘の成果でもある。
だが、近代以降の水利技術の発達、それによる政治社会システムの変化が
人口膨張、都市化の拡大、急激な経済開発を産み、その果てに水資源の枯渇や
水質の広範な汚染が引き起こされ、それが新たな地域格差と紛争を生み出している。
本書は近現代200年にわたるアジアについて、植民地帝国、資本主義、
独立革命といった従来の歴史視点に「水」という新しい次元を加えることで、
まったく新しい姿を描き出すものである。
気候変動によってさらなる水資源の枯渇と争奪、地政学的な変化が広がりつつある現在、
人間と水を考えるうえできわめて示唆に富んだ書である。【商品解説】
目次
- 第1章 アジアのいまを作ってきたもの
- 水をめぐるアジアの危機
- 水をめぐるエコロジーの変遷
- なぜインドからの視点なのか
- 第2章 水と帝国
- デルタ地帯を救ったコットン卿
- インドの陸上と海上の富を一手に握ったイギリス
- インド気象学の基礎を築いたロクスバラ
- 世界最大規模のガンジス運河の完成
著者紹介
スニール・アムリス
- 略歴
- 〈スニール・アムリス〉ケニア生まれ。ケンブリッジ大学卒業。ハーバード大学教授などを経て、イェール大学教授。歴史学者。専門は南アジア史。移民史、環境史、国際公衆衛生史への貢献でインフォシス賞を受賞。
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