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商品説明
鉄道には、俗世とは切り離された時間が流れている−。変わり続ける車窓風景に人生と日本を見た、鉄道紀行界のふたりの巨星、内田百間と宮脇俊三の軌道を追う。『本の旅人』『カドブンノベル』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん
「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三
日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。
「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、
普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。
それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。
彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを
『時刻表2万キロ』で告白しています。
鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です。
【商品解説】
目次
- ▼目次
- 1 鉄道紀行誕生の背景は?
- 2 生まれた時から「鉄」だった
- 3 人生鉄路のスタート地点
- 4 それぞれの新橋駅、それぞれの鉄道唱歌
- 5 「鉄道は兵器だ!」の時代へ
- 6 東京大空襲を生き延びて
- 7 敗戦の日の鉄道
- 8 新たなスタート
- 9 鉄道好きの観光嫌い
著者紹介
酒井 順子
- 略歴
- 〈酒井順子〉1966年東京生まれ。広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。「負け犬の遠吠え」で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。ほかの著書に「女流阿房列車」など。
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紙の本
巨匠への愛が溢れる一冊
2021/11/03 07:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道紀行界の二大巨匠を、現代の鉄女・酒井順子が語り尽くす一冊。巨匠の鉄道愛は勿論のこと、酒井さんのお二人に対する愛に溢れた一冊でした。途中に引用のあった夏目漱石の「草枕」の「旅行をする間は常人の心持ちで、曾遊を語るときは詩人の態度にあるから」のコトバが印象深いです。
紙の本
鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。
2021/06/26 14:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん
「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三
日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。
「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、
普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。
それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。
彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを
『時刻表2万キロ』で告白しています。
鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です