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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/07/26
- 出版社: 現代書館
- サイズ:19cm/302p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7684-3588-5
紙の本
〈反延命〉主義の時代 安楽死・透析中止・トリアージ
著者 小松 美彦 (編著),市野川 容孝 (編著),堀江 宗正 (編著)
今日、救命と延命という医学・医療の大原則とは対極の“医療行為”が頻出している。〈反延命〉主義、すなわち人生の最終段階において無益な延命治療をおこなうべきではないとするよう...
〈反延命〉主義の時代 安楽死・透析中止・トリアージ
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商品説明
今日、救命と延命という医学・医療の大原則とは対極の“医療行為”が頻出している。〈反延命〉主義、すなわち人生の最終段階において無益な延命治療をおこなうべきではないとするような風潮を、批判的に解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
近年の日本では、「延命」という言葉が否定的な意味で使われることが多くなった。「延命」は医学の当為だが、それに異を唱える潮流が〈反延命〉主義として現れ、勢いを増している。社会保障の財源や医療資源の不足、日本人の死生観などを根拠に、「生産性」のない生の価値を否定し、改善の見込みのない苦痛を長く味わわせることの非倫理性を説くなど、その事象はさまざまである。本書では、それらをある程度網羅し、さらに過去から現代に至る歴史的経緯を解明する論考が並んでいる。【商品解説】
目次
- 第一部 〈反延命〉主義の現在
- 序章 〈反延命〉主義とは何か…………堀江宗正
- 第1章 〈反延命〉主義の現在と根源――ドキュメンタリー番組《彼女は安楽死を選んだ》の批判的検討…………小松美彦
- 第2章 公立福生病院事件の闇…………高草木光一
- 第3章 安楽死・「無益な治療」論・臓器移植そして「家族に殺させる社会」……………………………………児玉真美
- 第4章 多としてのトリアージ…………美馬達哉
- 【鼎談】分ける社会がもたらす命の選別――相模原事件、福生病院事件、ナチス安楽死計画
- 木村英子×雨宮処凛×市野川容孝
著者紹介
小松 美彦
- 略歴
- 〈小松美彦〉1955年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科客員教授。専攻は科学史・科学論など。
〈市野川容孝〉1964年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は社会学(医療の歴史社会学)。
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