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紙の本
詐欺師の楽園 (白水Uブックス 海外小説永遠の本棚)
著者 ヴォルフガング・ヒルデスハイマー (著),小島 衛 (訳)
17歳のアントンは、絵の勉強を続けるよう激励してくれたローベルトおじのもとへ向かったが…。天才詐欺師にして贋作画家が中欧の某公国を巻き込み実行した大計画の顚末は? 現実と...
詐欺師の楽園 (白水Uブックス 海外小説永遠の本棚)
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商品説明
17歳のアントンは、絵の勉強を続けるよう激励してくれたローベルトおじのもとへ向かったが…。天才詐欺師にして贋作画家が中欧の某公国を巻き込み実行した大計画の顚末は? 現実と虚構の境界を軽妙に突くコミックノヴェル。〔新潮社 1968年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
天才贋作者の華麗なる冒険
金持ちで蒐集家のおばに引き取られたアントンは15歳で絵を描きはじめた。完成した絵は不謹慎な題材でおばの不興を買ったが、屋敷を訪れたローベルトおじは絵の勉強を続けるよう激励する。実はこのローベルトこそ、バルカン半島の某公国を巻き込み、17世紀バロック絵画の架空の巨匠をでっちあげて、世界中の美術館や蒐集家を手玉に取った天才詐欺師にして贋作画家だった。17歳になったアントンはおじの待つ公国へ向かったが、そこでは予想外の運命が彼を待っていた……。虚構と現実の境界を鋭く軽妙に突く諷刺小説であり、芸術小説でもある本書は、一部の幸福な読者によって秘かに偏愛されてきた。戦後ドイツ文学に異彩を放つゲオルク・ビューヒナー賞作家の知られざる傑作。「これは別格の小説。何故これを書いたのは私ではないのか、考えはじめると口惜しくて夜も眠れない一冊」(佐藤亜紀氏)。【商品解説】
天才的な贋作画家が中欧の某公国を巻き込み実行した大計画の顛末は? 現実と虚構のあわいを軽妙に突いた幻の傑作コミックノヴェル。【本の内容】
著者紹介
ヴォルフガング・ヒルデスハイマー
- 略歴
- 〈ヴォルフガング・ヒルデスハイマー〉1916〜91年。ハンブルク生まれ。ドイツの作家・劇作家。ゲオルク・ビューヒナー賞受賞。著書に「モーツァルトは誰だったのか」など。
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贋作家の本音は?
2022/05/01 21:25
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
偽物を描き続けた男が、必ずしも私利私欲に走らないところが面白いです。人生のすべてを偽りつつ、最期にしたものが圧巻でした。