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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/12
- 出版社: 文学通信
- サイズ:19cm/399p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909658-66-1
読割 50
紙の本
たたかう講談師 二代目松林伯円の幕末・明治
著者 目時 美穂 (著)
どうして講談師を志し、何を願って芸を磨き、死の数年前まで高座にあがりつづけたのか。幕末、明治を生きた名人、二代目松林伯円の生涯をひとつづきの物語として追った評伝。【「TR...
たたかう講談師 二代目松林伯円の幕末・明治
たたかう講談師
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商品説明
どうして講談師を志し、何を願って芸を磨き、死の数年前まで高座にあがりつづけたのか。幕末、明治を生きた名人、二代目松林伯円の生涯をひとつづきの物語として追った評伝。【「TRC MARC」の商品解説】
幕末から明治中期、講談は爆発的に流行した。講談にはすべてがあった。いうなれば、痛快な娯楽映画も、泣かせてくれる人情物も、教養番組も、さらには新時代の最新の情報もあった――。
講談の全盛時代を築き、生涯に七十作以上の新作講談を創作、どろぼうを主人公にした作品を次々に発表し、世に「どろぼう伯円」とよばれてもてはやされ、民衆の圧倒的な人気を席巻した二代目松林伯円。
幕末、明治と、時代の流行の最先端にたった松林伯円とはどのような人物だったのだろうか。初の評伝、遂に登場!
【どうして講談師を志し、何を願って芸を磨き、死の数年前まで高座にあがりつづけたのか。細切れになった記録をつむぎなおして、幕末、明治を生きた忘れられた名人の、ほのかな面影だけでも浮かびあがらせたい。死と忘却は生けるものすべてに等しくおとずれる。だが、できるならば、伯円の生涯を、彼が生きた時代の余香とともに、しばし地上にとどめておきたい。】…「序 消えた伯円」より【商品解説】
目次
- 序 消えた伯円
- 第1章 講釈師になりたし
- 講釈少年あらわる
- 本物の壁
- 二代目松林伯円を襲名
- 第2章 どろぼう伯円
著者紹介
目時 美穂
- 略歴
- 〈目時美穂〉1978年静岡県生まれ。明治大学文学部フランス文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。古書情報誌『彷書月刊』編集に携わる。著書に「油うる日々」がある。
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