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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/18
- 出版社: 新潮社
- サイズ:19cm/235p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-339334-4
読割 50
紙の本
采女の怨霊 小余綾俊輔の不在講義
著者 高田 崇史 (著)
奈良・猿沢池の畔に鎮座する春日大社の末社、采女神社。祀られているのは誰か。なぜ中秋の宵の祭が古来より続けられているのか。民俗学者・小余綾俊輔がその謎を解く時、壬申の乱から...
采女の怨霊 小余綾俊輔の不在講義
采女の怨霊―小余綾俊輔の不在講義―
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商品説明
奈良・猿沢池の畔に鎮座する春日大社の末社、采女神社。祀られているのは誰か。なぜ中秋の宵の祭が古来より続けられているのか。民俗学者・小余綾俊輔がその謎を解く時、壬申の乱から奈良朝へ至る歴史が大胆に塗り替えられ…。【「TRC MARC」の商品解説】
謎めいた社、誰のためとも知れぬ祭から、古代史の新たな真実が浮上する! 奈良・猿沢池の畔に鎮座する春日大社の末社。なぜか池に背を向け、普段はひっそりと門を鎖す。年に一度、連綿と続く祭の二日間以外は……。そこに祀られる入水した采女とは誰なのか。異端の民俗学者・小余綾俊輔が采女神社の謎を解き明かす時、壬申の乱から奈良朝に至る歴史の真実が塗り替えられる。長編歴史ミステリー。【商品解説】
著者紹介
高田 崇史
- 略歴
- 〈高田崇史〉1958年東京生まれ。明治薬科大卒。「QED百人一首の呪」でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。ほかの著書に「卑弥呼の葬祭」「源平の怨霊」など。
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紙の本
采女、壬申の乱の見識が深まる本
2022/07/30 23:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
QEDシリーズは謎の解が最終的には丁寧に解説してもらえますが
この小余綾シリーズは自分で考える場面が多くなりますので
謎解きが好きな人にはもってこいの本です
高田氏の数々の考察に出会って以降、
学校で習うような歌の意味とは別に
裏に必ずもう一つの意味があると思うようになり
先人たちの思いが千年二千年と時間を越えて
受け取れるようになった気がします
そんな先人たちのメッセージを受け取ってみたい方にもお薦めします