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紙の本
砂漠と草原の遺宝 中央アジアの文化と歴史 (講談社学術文庫)
著者 香山 陽坪 (著)
豊富な地下資源と経済発展で、近年注目される旧ソ連領中央アジアの歴史。新石器時代の原始農耕から15世紀のティムール帝国・サマルカンドの繁栄まで、遺跡と遺物を手掛かりに復元す...
砂漠と草原の遺宝 中央アジアの文化と歴史 (講談社学術文庫)
砂漠と草原の遺宝 中央アジアの文化と歴史
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商品説明
豊富な地下資源と経済発展で、近年注目される旧ソ連領中央アジアの歴史。新石器時代の原始農耕から15世紀のティムール帝国・サマルカンドの繁栄まで、遺跡と遺物を手掛かりに復元する。【「TRC MARC」の商品解説】
カザフ・ウズベク・タジク・キルギス・トルクメンの、いわゆるファイブスタン=中央アジアは、中国・ロシア・アフガン・イランに囲まれた地政学的な重要性にくわえて、豊富な地下資源と近年の経済発展で、ますます注目度を増している。長く「東西文明の十字路」として興亡を繰り返し、さまざまな民族が行き交った旧ソ連領中央アジアの複雑な歴史を手軽に知る入門書。
紀元前5千年紀、農耕文化はどのように始まり、牧畜はいつ、遊牧に移行したか。アレクサンドロスの東征や、張騫の西使は何をもたらしたか。仏教やゾロアスター教の文化・芸術を、イスラム教はどう変容させたか。チンギス・カンの軍隊が破壊した都市はいかに再生したか――。新石器時代の原始農耕から、サマルカンドを中心に栄えた15世紀のティムール帝国まで。スキタイ・エフタル・匈奴・烏孫・突厥・ソグド・モンゴルなど、砂漠と草原を往来した遊牧民の世界を、遺跡と遺物を手掛かりに説き明かす。
巻末解説を、『スキタイと匈奴 遊牧の文明』の著者・林俊雄氏(創価大学名誉教授)が執筆。〔原本:角川書店、1963年刊〕
【商品解説】
目次
- 失われた文化を求めて
- 農耕と牧畜のはじまり
- パルティア皇帝の宮殿・
- 西域の国々
- 草原の民、高原の民
- 城塞と都市
- オアシスの夕映え
- あとがき
- 中央アジア略年表
- 解説(林俊雄)
著者紹介
香山 陽坪
- 略歴
- 1915年生まれ。京城帝国大学法文学部史学科を卒業後、東京大学大学院に学ぶ。主に旧ソ連中央アジアの古代史を専門とし、1960年に日ソ交換研究者として初めてソ連を訪れ、中央アジアの各地を歴訪。東海大学文学部教授を務め、2005年没。著書に『沈黙の世界史6北ユーラシア 騎馬民族の遺産』『ブルガリア 歴史の旅』(いずれも新潮社)ほか。
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中央アジアの歴史
2024/04/12 18:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソ連領(執筆当時)の中央アジア歴史について考古学的な成果からどのような社会がありどのように変遷してきたのかが語られ面白かった。
紙の本
謎の宗教、ゾロアスター教
2022/03/06 18:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アラビア人征服以前の中央アジアの歴史って、文献が少なくて今でもわからないことが多い、とか、ゾロアスター教のことか、張騫のこととか、興味あることがいっぱい