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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/10
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/142p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-391479-4
紙の本
アスベストス
著者 佐伯 一麦 (著)
長い時間をかけて迫りくる「静かな時限爆弾」によって奪われた平穏な人生。自身も患者である著者が現場を歩いて綴った、アスベスト(石綿)がテーマの連作小説。「せき」など全4編を...
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商品説明
長い時間をかけて迫りくる「静かな時限爆弾」によって奪われた平穏な人生。自身も患者である著者が現場を歩いて綴った、アスベスト(石綿)がテーマの連作小説。「せき」など全4編を収録。『文學界』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
かつて建築資材などに広く使われていたアスベスト(石綿)。その細かい繊維を肺に吸い込むことで、長い潜伏期間を経て肺がんや中皮腫を発症することから、「静かな時限爆弾」とも呼ばれる。著者は若い頃、電気工事工として働く中、現場でアスベストを吸い込み、今なお後遺症を抱えている。その経験をノンフィクションとして、『石の肺―僕のアスベスト履歴書』に書いたが、本書はその小説版と言える。仙台、ロンドン、東京、尼崎とアスベストの被害に苦しむ人びとの運命を綴った連作小説集。行政の対応が後手に廻り、結果として弱い個人が犠牲となっていく構図は、コロナ禍にも通じるものがある。 【商品解説】
収録作品一覧
せき | 3−23 | |
---|---|---|
らしゃかきぐさ | 25−56 | |
あまもり | 57−90 |
著者紹介
佐伯 一麦
- 略歴
- 〈佐伯一麦〉1959年宮城県生まれ。仙台第一高校卒。「ショート・サーキット」で野間文芸新人賞、「ア・ルース・ボーイ」で三島由紀夫賞、「遠き山に日は落ちて」で木山捷平文学賞を受賞。
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